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ジブリ『千と千尋の神隠し』宮崎駿監督作品|ストーリーと感想

千と千尋の神隠し

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わたしの好きな映画は、宮崎駿監督作品の『千と千尋の神隠し』です。
映画館でも何度も見ました。

エマ

本当に感動して、何度見ても良さを感じ感動してしまいます。

目次

『千と千尋の神隠し』ストーリー

主人公の千尋家族は引っ越しのためある土地に向かいます。
車で向かっている途中山の中に迷いこみある場所に到着します。

山の中でとまり、トンネルがありそのトンネルをくぐります。
そのトンネルをくぐると街が広がり、その街で両親が食事を摂ると…。

そうしたら人間の姿→豚に変わってしまいました!

千尋はハクという少年に助けられて、湯屋に向かい、湯婆婆に会いそこで働かせてもらい、両親を助ける事になりました。

そこでは名前を取られてしまい、千と名付けられます。はたして千は名前を取り戻し、両親を助ける事ができるのでしょうか。

前半のストーリー展開ですが、なんといっても出てくるキャラクターがとても面白くてそれを見ているだけで心がワクワクして、物語の中にひきつけられます。

アクションではないけれど、展開に息つくヒマがなくユーモアも満載!
飽きるところが全くないんです。

それに加えてストーリーも面白い。

『千と千尋の神隠し』の舞台

驚く千尋と湯婆婆

雰囲気がサイコーですよね!

異国情緒が溢れていて、アジア系のようでもあり、日本みたいな感じもあったりするので、まさにノスタルジック。

建物に具体的なモデルがあったり、ロケーションなどもどこかにある感じがするというのも面白かったりするポイントだと思います。

湯屋の外観はある温泉旅館がモデルのようですし、主人公の千尋とカオナシが乗って移動する列車の風景は、ありそうでないものではあるものの、どこか懐かしい感じがします。

海の上を走っていく列車というのは、現実的ではありませんが、海の見える位置で走っていく列車から見える景色はいい景色だと思うからです。

乗客が少ない時はより幻想的ですし、物語により引き込まれます。

キャラクターの個性ははかりしれない

湯屋で働く人々や湯屋のお客さん。

ゴミに埋め尽くされて異臭を放つ客がやってきて、誰にも相手に出来ず最終的には千が相手をするのですが千の懸命な働きにより、神さまである事がわかり、褒美を手にします。

カオナシ

すごく不気味でこわいキャラクターで、人や動物を飲み込んでしまいます。
そのキャラクターの不思議なんですが、千は物怖じせず向かっていきます。

千には他の人にあるような欲がないんです。

例えば、宝がほしいとか金がほしいとか。
カオナシはそんな欲につけ込んで、その人を食べるんです。

そして食べた者をエネルギーにしてどんどん大きくなっていくんですね。

しかし、カオナシは千にはかないません
その欲がないんです。

心が澄み渡っているのです。
その千の心によって、カオナシは本来の姿に戻っていきます。

釜爺さん

千は彼と仲良くなります。

釜じいは湯屋の湯を沸かすボイラー室のよなところを仕切っていて、薬湯の調合もしているようです。

その釜爺と仲良くなる事で、ゴミをくっつけて来た神さまの汚れを落とすのに役立ってくれます。

蜘蛛のような姿で不気味なところもありますが、とっても優しいお爺さんです。

ハクが龍の姿になり、湯婆婆の仕事を手伝っているのですが、そのハクが、双子の姉・銭婆の魔法によりやられてしまいます(><)
その時も釜爺がかばってくれるのです。

ハクは銭婆の契約印を盗み出すのですが、釜爺のボイラー室でそれを吐き出し、虫がくっついていて動き回るのですが、その時にすすのような、まるでトトロに出てくる真っ黒くろすけのようなキャラクターが出てきて活躍します。

本当にいろいろなキャラクターが出てきて飽きることがありません。

そして湯婆婆と銭婆の争いになっていきます。

いつも千の味方になってくれる湯屋で働くリンや、湯婆婆のお部屋にいた湯婆婆の子供の坊。

銭婆の魔法によりネズミとなってしまうのですが、そのネズミとハエどり、そのコンビがまたとても可愛いんです。

とってもユーモラスで、その格好を見ているだけで可愛くて笑ってしまいます。

ハクが魔女の印を銭婆から盗んでしまい、その印を銭婆の住む場所に返していきます。

そこは先が見えないほどの湖のようになっていて、そこに電車が走っています。
水の上に走っているのです。

とっても綺麗で不思議な光景です。
そんな不思議な光景が広がる中、カオナシが千たちについていきます。

カオナシは行き場を失ってついて行ったのです。
その場にはハクも駆けつけます。

千は銭婆のもとに到着して、銭婆に印を返します。

そこへは坊やハエどりも一緒に行きます。

銭婆の家で糸をつむぐ羽車があるのですが、そこで坊ネズミとハエどりが大活躍。羽車を回して糸をつむぐ姿がまたぐっとくるんです。

可愛いくて映画館では思わず笑いが起きていました。

本当に出てくるキャラクターたちが個性的で、なんだか可愛らしくてひきつけられます。
キャラクターだけで笑いがとれてしまうキャラクターってなかなか、いないと思います。

それが映画の中で何度も起きるのも、宮崎作品の特徴の一つだと感じます。

千は印を返します。
ハクの魔法も解けたようでした。

坊も魔法を解こうとしますが、断ります。

坊には母親湯婆婆に考えがあるのか?

湯婆婆の元に帰る一行。
でもカオナシは、銭婆の好意で銭婆の元に残ることになりました。

帰り道、ハクは自分の名前を思い起こします。
昔、千が溺れてしまった川の神がハクの真の姿だったのです。

名前を思い出したハク、千は湯婆婆の元にもどります。
湯婆婆の子どもも一緒です。

千は両親を取り戻す試験を受けます。

答えはあなたの目で確かめてみてください。
はたして千は両親を探し出せるのでしょうか?

千の純粋さに何度涙したことか

ここまで来れたのは、千の純粋な心のおかげですね。

ハクの魔法を解いたのもハクの名前を取り戻したのも、ハクの正体と千の関係もきっと純粋な千がいたからではないでしょうか。

その純粋さと川の景色その綺麗さを見ているだけで、その場面で何度も何度も泣いてしまいました。

『千と千尋の神隠し』の見どころは?

1、主人公の成長が見られる。

湯屋で働き始めた千尋。

でも初めのうちは、おぼつかない手つきで怒られることも度々ありました

…が、次第に両親を元の姿に戻したいという思いが強くなり、必死に仕事をして湯屋の立派な従業員に。

また、極め付けは映画中盤あたり。

腐れ神が湯屋に訪れた際に誰も近付きたくなかったため湯婆婆に半強制的に担当を押し付けられた千尋。

たった1人で、汚れながらも腐れ神の担当を務め、次第に周りにいる人たち、最終的には湯婆婆も手伝ってくれます。

そして見事、腐れ神を満足させられました!
ここで、湯婆婆が初めて千尋を褒めたのです。

周りも手を差し伸べたくなる、千尋の頑張りを見れます。

2、カオナシが現代人を表現。

カオナシはこの映画の代表的なキャラですよね。
優しくしてもらった千尋に惚れてしまいました。

そしてお金で千尋を自身のものにしようするが拒否され、本意ではなくても人を傷つける振る舞いをしたのです。

ちょっとやりすぎてストーカーみたくなってますが、現代人は色恋だけでなく、悩み事をお金で解決する癖がありますよね。

そう言った点をうまく表現しているのがこのカオナシというキャラです。
このカオナシも千尋が湯婆婆の姉・銭婆のところにいく際に、お供しています。

カオナシは正しいことを教えてあげれば考えなおして自ら正しい方向に進もうと努力するキャラで最初は悪い奴という印象がありましたが最後まで映画を見ればこのカオナシにも感情移入してしまうでしょう。

大人も子供もみんな一緒に楽しめる映画になっている

大人はその景色や千の純粋さに涙しますし、子どもは坊などのキャラクターのかわいさや出てくるキャラクターの個性に目が離せない展開で飽きることなく見ることができるのではないでしょうか?

宮崎映画全体に言えることですが、大人も子どもも一緒に楽しめる事ができる映画が多いです。

その映画の代表に『千と千尋の神隠し』を推薦したいです。

ちょっとこわいところもありますが、圧倒的にユーモアに笑ってしまう事が多いので小さなお子さんから中高生まで楽しむ事ができるんです。

なかなかそのようなアニメってないのかなとおもいます。
しかも大人まで泣いてしまうほどの感動とスケールがあります。

ぜひ小さなお子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまでいっしょに楽しめる、映画としてオススメします(*^^*)

何度見ても新しい発見ができる映画ですので、ぜひ何度も見てほしいですね。

エマ
わたしは千と千尋の風景も好きで何度も見ています。

ホントに大好きな映画です。

次のページに感想と考察を書いてます!

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千と千尋の神隠し

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