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オープンハウス

 

こんにちわ。保坂です。春の陽気に誘われてオープンハウスに行って来ました。篠崎弘之建築設計事務所の門前仲町の集合住宅です。

 

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外観。この建築は「センターコア」という形式を採用しています。「センターコア」とは建物の中央に「コア」を意図的に配置する事で構造体とし、その反面外壁に構造体が必要なくなるので、外壁に大きな開口部を確保する事が出来るシステムです。

 

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外観。水平連続窓が心地良いです。シルバーの網網は「エキスパンドメタル」という鉄の薄い板に切れ目を入れてからギューと伸ばした建築資材です。独特の素材感がありますね。私も好きな建築資材です。

 

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共用エントランス。「縞鋼板」という表面に凹凸のある鉄の板を使用して外部階段を作っています。仕上げは亜鉛ドブ付けメッキです。男らしい仕上げのエントランスホールです。

 

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1F通路。恐らく建蔽率の関係で生まれた空間だと思います。際に植栽を施したりその植栽をライトアップしたり、小さなところまで配慮の届いている設計だと思います。夜もいい感じになりそうです。

 

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住戸(1F)。半地下の空間になっています。部屋の3方が窓なので半地下でも明るいです。床のパーケットフローリングもアクセントになってて良いですね。外壁側の壁と天井は塗装仕上げです。

 

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メーター。これもエキスパンドメタルで覆いデザインしています。

 

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水まわり。基本「スリーインワン」という形式を採用していました。バス、トイレ、洗面が同じ空間に配置されている間取りです。掃除が簡単で広く明るく感じる利点がありますね。アメリカンスタイルです。コンクリート以外の床、壁仕上げはFRP防水の上にトップコートという仕上げを施した仕上げになっています。

 

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エントランスホール屋根。屋根を見上げています。亜鉛のドブ付けメッキで処理された鉄板がそのまま使用されていて、「潔し」です。独特の素材感がありますね。

 

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バルコニー。部屋は様々なパターンがありました。建築家の意地を感じます(笑)。このドアの向こうはバルコニーですね。多目的に使用出来て住み手の色に染められそうな心地よい空間です。

 

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コントローラー。センターコアの構造体を仕上げないで、そのままコンクリートを仕上げとしています。電気の配線関係をあえて壁の中に隠蔽しないで仕上げに配管を出しているデザインです。「潔し」です。

 

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住戸(2Fか3F)。階によって水平連続窓が切り取る外部の風景が異なるので面白いです。

 

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共用階段。5F建てなのでEVはなかったです。外部階段は基本「縞鋼板」で作られていました。滑り止めの機能があります。この写真だけ見ると工場を連想しますね。

 

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住戸(5F)。外の景色が大分いい感じですよね。お隣さんとの視線も重なりにくいです。開放的な部屋です。中にいるのに外にいるような。

 

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住戸(5F)。逆側の住戸は斜線規制で少しボリュームがどうしても切られてしまったんでしょうね。水平連続窓が斜めになっています。逆に最上階のペントハウス感があって良いかもしれません。

 

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屋上。共用の屋上もありました。水道もあり多目的に使用出来そうな空間です。

 

全体的に心地良い空間が広がっている建築だと思いました。建築家がこの建築で表現したかった事、コンセプトが明快に伝わってきた建築でした。空間を作る行為、設計するという行いは責任感もありながらも、本質は楽しい行いなんだと再認識しました。また天気の良い日、ぶらりと建築散策に出かけます。保坂でした。

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