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新卒採用模型課題

 

こんにちわ。Ands Design Worksの保坂です。2月も終わろうとしていますね。少しずつ春の気配を感じますが徐々に花粉が飛びつつあり、嬉しいやらなんやら。。。ハヨ、は〜るよ〜こ〜い。

最近、新卒学生の模型作成課題作成のお手伝いをしています。弊社の所属するグループ会社は建設業をメイン事業としている企業体ですので新卒学生も筆記試験や面接だけでなく模型作成課題でセンスや実力を発揮してもらおう。という試みです。実は私も20年くらい前(年齢がバレますね)大学受験の際にデッサン課題の点数が良くて第一希望の大学に受かった経緯があります。その後の自分の人生に凄く生きてるので、こういう機会は積極的にお手伝いしたいと思います。

敷地

これが模型作成課題で使用しようとしている敷地です。実在している土地です。学生のセンスや発想力を発揮しやすくする配慮で比較的整形で建物のプランニングのしやすい土地を選定しました。縮尺は1:50です。

ここにどういう家をどうやって作るか。という課題です。家の作り方は色々あるものの試験時間に限りもあるので、パターン化された部材を用意してそれが壁になったり屋根になったりする仕組みにしようという話になりました。また4人で1チームの組織を作りディスカッションしながら家を作っていく仕組みにしました。そこで学生達の協調性などもみるんですかね(やらしい。。。)。

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これが私が考えた基本モデュールです。幅910mm、高さ1820mmです。要するに畳の寸法です。これは実際の木造住宅に使用されている建材の寸法でもあります。家を作るパーツを根拠のあるものにした方がより深みが出ると考えました。それを半分にカットしたものが幅910mm、高さ910mmです。この二つを縦にくっつけるとおおよそ1Fの床から2Fの床までの高さの壁ができる事になります。学生達に木造住宅の基本となる仕組みが伝われば良いな。という思いが入っています。

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次に窓配置の検討です。さっきの幅910mm、高さ1820mmの長方形に300mm角の窓と500mm角の窓を考えられるパターン全て検討しています。黒く塗りつぶした箇所が窓の想定です。作ってみた所300mm角の窓は小さいので却下になりました(笑)正方形の窓と窓をくっつければ長方形の少し大きな窓ができるという仕掛けです。

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次にピースの切り出しです。両面に水色の紙が初めから貼られているタイプの「スチレンボード」で試作品を検討しています。

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こちらは青バージョンです。窓を印象的に見せるためには外壁は濃い方が良いという話になり、水色よりも濃い青で検討している最中です。家一棟作るのに最低ピースがいくつ必要で、学生が何人いて、結果ピースがいくつ必要で、など、試作品を作り逆算で必要なものを模索していきます。

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これはとある人に作ってもらった試作品です。恐らく2F建てなんでしょうね。1Fが半透明の「プラダン(プラスチックダンボール)」で構成されていて、2Fにキューブが乗っているイメージですかね。屋根のトップライトから豊かな光が入ってきそうです。ただ持つと写真のように崩れかけてしまったので、耐震等級「0(ゼロ)」どころか「−(マイナス)」ですね(笑)2F建てで1Fと2Fで外壁の仕上げイメージが異なるのは面白いと思います。

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これもとある人に作ってもらった試作品です。かわいいキューブ型です。2F建てと推測すると割と小さい家ですね。屋根がきちんと勾配で作られているので、作った人の「家像」を感じますね。また周囲をテープでガチガチに固めているので設計者の性格が出ますし(笑)これは耐震性は良いですね。ちょっと移動してもビクともしません。

スチレンボードで検討した結果、耐久性を求めて「アクリル板」で行こうという話になりました。今「共栄化学さん(http://kyoeikagaku.com/)」にアクリル加工をお願いしていますのでピースがあがってきたらまた試作品を作ってご案内しますね。

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そして今、私のオフィスのデスクの上はミニチュア車の地獄になっています。これも新卒採用模型作成課題で使うのですが、タイヤが回って車が動いてしまい試験の際に不便なのでアロンアルファでタイヤを固定しているんですね(笑)絵がシュールですよね。シュール過ぎます(笑)

企業側は少子高齢化の中で少しでも良い人材を確保したいですし、仮に入社して近い将来一人前になったらその人たちも戦力になるわけですから、こういった学生の長所を導き出すような試験課題は面白いし興味深いですよね。地味に車のタイヤ止め作業頑張ります。保坂でした。

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