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「僕たちと駐在さんの700日戦争」あらすじと感想【ネタバレあり】

僕たちと駐在さんの700日戦争

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なにも考えずに思いっきり笑いたい時ってありませんか?

そんな時にオススメしたいのが、福田雄一監督作の市原隼人さん主演の映画「僕たちと駐在さんの700日戦争」です。

大人気のブログ小説が原作。
2008年公開作品です。

目次

「僕たちと駐在さんの700日戦争」あらすじ・ネタバレ

1970年代の田舎が舞台です。
主人公はママチャリ(市原隼人)。

彼は、床屋さんのバーバーという看板の「ー」の線を一本切って「ババー」にしたり、クマのぬいぐるみを着て脅かしたり、学校の職員室をワックスで滑りやすくしたりと、仲間たちと一緒にいたずらを繰り返しては高校生活を謳歌していました。

そんなある日、街の交番に新しい駐在さん(佐々木蔵之介)がやって来ました。

ママチャリのいたずら仲間でクラスメイトの西条くん(石田卓也)が、原付のスピード違反で停学。

[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]それをきっかけに、[move]駐在さんに仕返しの意を込めていたずらを仕掛ける[/move]のでした。[/moveline]

ママチャリたちと駐在さんの一進一退のいたずら合戦が繰り広げられます。

いたずら合戦が続いたある日のこと

自分の不注意によりバイク事故を起こし入院をしていた西条くん。

お見舞いに来てくれたママチャリたちに、「夏祭りの花火を盗もう。」と提案します。

メインイベントの花火が盗まれたとなれば、駐在も困るだろうと。

しかし、当然花火を盗むなんて犯罪のため、みんな乗り気ではありません。

ですが、このいたずらの提案の裏にはちゃんとした理由がありました。

西条くんと同じ病院に入院している少女ミカちゃんは、病気のため手術を受けなければなりません。

しかし、花火が見られなければ受けないと言っていたのです。

病院からはお祭りの花火は見えず、どうしても花火を見せてあげたい西条くんは、盗むことを提案したのでした。

理由を知ったママチャリは、花火を盗む決意を固め作戦を考えます。

ついに花火を盗む当日

そして、実行の日。

乗り気ではなかった仲間たちも次々に駆けつけてくれ、助けられながらも花火を盗み出すことに成功したのでした。

そして、ママチャリたちは盗んだ花火を病院の近くで打ち上げ、ミカちゃんのいる病室まで花火を届けられました。

その後、駐在さんに手錠をかけられ西城くんとミカちゃんの居る病室へと連れてこられたママチャリたち。

そこに終わったはずの花火が・・・。
再び打ちあがりました。

駐在さんが自腹で花火を支度してくれたのでした。

ママチャリたちが犯罪者にならなくて済むように行動してくれていた駐在さんに、ママチャリたちはすごく感動するのでした。

そして、花火師の親方から、花火の代金はもらったと駐在さんに連絡が入り無罪放免になりました。

実は花火を盗み出す際に花火師の親方の気を逸らすために取材を申し込み、取材費を支払っていたのでした。

こうしてママチャリたちと駐在さんの絆は深まり、めでたしめでたし。

ではなく、これは700日戦争のうちのほんの108日の出来事で
まだまだ彼らの戦いは続くのでした。

見どころ

ママチャリたちと駐在さんのいたずら合戦

ママチャリたち高校生が仕掛けてくるいたずらに対して、大人気なく本気でいたずら返しをしてくる駐在さんがとにかく最高です。

駐在さんにいたずらをかわされては、次々と新しい作戦を立てて仕掛けていく高校生たちの姿は、青春そのもの。

エマ
くだらないことに、本気で挑んでいる姿がたまらなく面白いです。

その中でも特に個人的におすすめなのが、駐在さんがママチャリたちに「焼き鳥でも食べに行こう」と誘いパトカーに乗せて山奥まで連れていくいたずら。

夕日がきれいなところでパトカーから降ろし、良い雰囲気の中でそれっぽく良いことを言ったと思った次の瞬間、1人パトカーに乗り込み、ママチャリたちを山に置き去りにして走り去っていくシーンです。

ある意味純粋な気持ちをもつ高校生たちをまんまとだまし、去っていく駐在さんの大人気なさが、とにかく最低で最高です。

70年代のレトロな感じ

ママチャリたちそれぞれの高校生らしい甘酸っぱい恋愛模様の描写も。

時代背景が70年代なので、当時の流行ファッションや音楽など、レトロなものもたくさん出てくるのも見どころの一つです。

この頃にコンビニエンスストアができ始めたようなのですが、作中で「コンビニエンス」と略していたのが個人的には衝撃的でした。

花火を盗むシーン

本当は心優しい西城くん。
リーゼントの不良姿からはちょっと意外です。

そして、その西条くんのために一生懸命花火を盗むための作戦を考えるママチャリは、とても楽しそう。

仲間たちが乗り気でなかったため、1人で作戦を決行しようとしていたママチャリ。

けれど、ピンチに遭遇するたびに1人、また1人と、仲間たちが現れて作戦を手伝っていってくれるその過程が、ママチャリとその仲間たちの強い絆を深く感じ、思わずジーンとすること間違いなしです。

感想

笑いと懐かしさが詰まった内容

とにかく笑って笑って、冒頭にもお伝えしたように何にも考えずに観れるのがとても心地よい作品です。

[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]そして、悪ガキたちの本気のいたずらと友情を観ていると、どこか懐かしくて[move]「ああ、仲間っていいな。青春っていいな。」[/move]そんな気持ちにさせてくれました。[/moveline]

「大人になると、こんなにくだらないことに本気になれるってなかなかないもんな。」なんて、いたずら合戦を観ながら思いました。

出演者がとにかく豪華

  • 主演のママチャリ:市原隼人
  • 駐在さん:佐々木蔵之介
  • 駐在の奥さん:麻生久美子
  • 花火師の親方:竹中直人
  • ママチャリの仲間のグレート井上:賀来賢人

それぞれが個性的なんですが、なかでも花火師の親方役で出てくる竹中直人さんに要注目です!

竹中さんワールド全開で、花火のシーンしか登場シーンがないのにあの存在感。

また、今や福田雄一監督作品には欠かせない人物、賀来賢人さん!

実はこの作品が福田監督と出会いだったよう。
初々しさが少々見える賀来賢人さんの演技も必見。

身構えずにリラックスした気落ちのまま観れる作品なので、暇を持て余したそんな日に、ぜひふらっと観てみてはいかがでしょうか?

僕たちと駐在さんの700日戦争

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