原作は高屋奈月で優しいタッチのイラストが特徴的な漫画家です。
『フルバ』は、過去にも2001年頃アニメ化したことがありましたね。
そのときは原作が終わっていなかったこともあり、6巻まで（草摩夾が異形の形になりそれを透が助けるところ）で終わって…。
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2019年の再アニメ化のときには原作も完結
アニメもきちんとラストまでやるという明確な発表があったため、かなり期待値が高まりました。
そして声優さんも全員変更という高屋先生の意向が。
エマ草摩由希に関しては女性→男性声優にかわるとのことで特にハラハラ。
…が、みなさんとても合ってました！
特に2019年のアニメから初めて出てくる草摩依鈴や相馬呉のに関しても初めましてな気がしないくらいで安心しました。
ストーリーの1番の見どころは？
異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという呪いをかけられた草摩家
干支、十二支に変わってしまいます(＞＜)
1人だけ猫のものつきは、草摩夾。
彼は十二支の仲間では無いので、草摩家の集まりにも参加出来ずハブにされていて…。
天涯孤独の透
親戚の家に引き取られましたが、かなり肩身の狭い思いで生活してました。
あるきっかけで夾、由希、紫呉と同居することに
基本的には、まずこの4人のエピソードで話が進んでいきます。
夾は猫のものつきでかなりツンツンしてますww
由希の事が大嫌いで、会えば家を壊す勢いで喧嘩を吹っ掛けては返り討ちに遭い吹き飛ばされます。
オレンジの髪の毛が特徴的。
誰にも心を開かないですが、透と触れることによりだんだん心が解されていきます。
学校でも猫だけ友達だったけれど、だんだん打ち解け人気者に。
透が好きになるけれど、高校卒業後は幽閉されることが決まっていて、思いは秘めておかないと…と葛藤。
腕に数珠をつけていて、コレが取れると物の怪の異形の姿に。
由希はとにかく柔らかくて美しく、あだ名は「プリンス由希」
顔が綺麗で女の子みたい。
由希自身は、それがコンプレックスみたい。
彼はねずみ憑きで、十二支は宴会に行くときに猫の上にねずみが乗っていたというエピソードがあるくらいなので猫からはかなり恨まれています。
なので、夾と仲が悪い。
彼も母親との確執、兄との距離など色々生い立ちに問題があるものの、透と接するうちに浄化されていきます。
「透が好きだな」という描写も多いけれど、途中で出てくる生徒会の女の子が気になるようになります。
透にはお母さんを求めていたんですね。
紫呉には、犬が憑いてる
4人の中では1番年上で、小説家。
彼らを養っています。
いつも飄々としていてちゃらんぽらんで下ネタを言ったりのらりくらり。
でも、実は重要人物なんですね。
優しくしたと思えば冷たくなったり、当主だけでもすごいのに当主の母親を抱いてしまったりも！
それは紫呉なりの訳があります。
他にも十二支は個性的なキャラがたくさん！
十二支の家族は、過保護になるか疎遠になるタイプに別れます。
縁を切られている人、過保護にされまくってる人など色々なタイプが。
そんな人たちと透は一人一人ときちんと向き合います。
とにかく透は暖かく優しいのです。
誰に対しても明るく真面目で、時にぽやんとしてるけど、みんなと触れることにより異性に抱きつかれると物の怪になってしまう呪いを解きたい、そして幽閉が決まっている大好きな夾を助けたいと願うように。
そこで動きますが、当主の慊人に見つかります。
慊人としてはこの呪いのおかげで皆が自身の元にいるのであって、呪いが解かれたら去っていくと思い込んでいるので透が憎くて邪魔で仕方がありません。
彼も可哀想な人間ですね。
そして遂に呪いは解かれ、家の因縁からも放たれ、紫呉に助けてもらいます。
慊人は絶対的な存在。
怖いと思う人も多かったでしょう。
でも、終わりまで見るといとしい人に感じます。
アニメはSeason2まで放送されました。
夾が透への気持ちに気づいたところまで描かれていたので、修学旅行編などはかなりキュンキュン o(≧▽≦)o
かなり原作に忠実で、出来のいいアニメでしたよ。
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本ページの情報は2021年2月時点のものです。
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