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『カンブリア宮殿』クラシルの概要と感想。堀江社長の志に心震えた!

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2021年3月11日の放送は、今、急拡大中のレシピ動画サービス『クラシル』です。

レンジで簡単に出来てしまうヘルシーなよだれ鶏から、有名シェフが塩昆布パスタまで、動画数世界1を誇るレシピ動画サービスです。

その数なんと4万以上!!

わたしもキッチンに立っている時はいつも頼りにしています。

そんなクラシルにはレシピ数以外にも、人気に火をつけたある秘密があったのです。
それは「世界一、客に寄り添う。ユーザー感動の神対応」という事です。

目次

『カンブリア宮殿』で紹介されたクラシルについて

運営するのはdelyという会社。
2014年設立、社員数は250人。

本社は東京都港区にあり、最近引っ越しをして広くなったそうです。

入口には白の胡蝶蘭が並びます。
なんだか品がありますね。

クラシルの堀江祐介社長ってどんな人?

年齢はなんと28歳。

若い!
ビックリしてしまいました。

群馬県出身

高校では、県内トップの新学校でありながら、甲子園を目指し、究極の文武両道を経験。

堀江社長の起業のきっかけは東日本大震災

地震発生後すぐさま石巻へ行き、がれきの撤去作業を行ったそうです。

しかし、なにも変わらない。
無力な自分に苛立ちを覚えたそうです。

そんな中、孫正義さんが100億円を寄付するというニュースに衝撃を受けます。

何が衝撃かというと、プロ野球選手でもない、有名歌手でもない、ビジネスマンが社会に影響与えられるということです。

プロ野球選手になれなった自分にはもう普通の人生しかないと思っていたが、ビジネスで社会に役立ちたいと起業を決意したそうです。

クラシルの歴史

2014年 慶応義塾大学在学中にdely創設。

食のデリバリー事業を開始、そして失敗。
どん底の中、唯一楽しかった思い出がみんなで食べた鍋。

それをヒントに日本ではまだなかったレシピ動画を思いつく。
第一弾はスコーンの作り方。

ネットで配信すると、再生回数が伸びました。
大きなビジネスチャンスをみつけたのです。

2016年 クラシル事業開始。

クラシル人気の秘密

その①:レシピ動画はすべて自社制作

料理は毎回テーマに沿って決めている。
家の冷蔵庫にありそうな食材で作れる、簡単なのに華のあるおつまみ、といったものです。

そしてそれを調理、撮影するのは料理のエキスパート達が1人で担当しているのです。

撮影後、今度は動画編集のプロ達が1つのレシピを1分程度の長さに編集します。
1分以上であると、見るのを辞めてしまう人が多いのだという。

エマ
自社制作だと、トレンドや世間のニーズをいち早くつかんで動画を公開出来るのが1番のメリットだといいます。

その②:データ分析

動画の再生状況などあらゆる角度からユーザーの動向を分析し、より客が求めるレシピを作りあげるのです。

[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″][move]朝9時になると社員全員共有でユーザー数やお客の滞在時間などのあらゆる指標がそのデータをチェックし、それに基づき各々が判断していくという企業文化を定着[/move]させたそうです。[/moveline]

その③:ユーザーの声を聞く

堀江社長はクラシルをリリースした日から1日もかかさず、1日30回はユーザーの声をSNSで見て返信しているというのです。

離乳食のメニューを増やしてほしい…など、客がつぶやいたクラシルへの不満を徹底的にチェックし、改善を続けてきました。

ネガティブ意見こそ企業成長につながる種があるといいます。

クラシル、さらなる事業スタート

  • スーパーマーケットの広告とレシピ動画合体し、お買い得商品にちなんだレシピを公開
  • レシピ動画で使用されている食材を一括購入できる

料理をするために買い物は不可欠である。
そんな買い物の負担を減らしていこうと、これもユーザーの利便性を追求したサービスなのです。

【クラシル】堀江社長の名言

  • 常に何かの素人だから何かを学べると思う
  • 今、しんどいことに目を向けることが企業が成長していくことにつながる
  • 企業は世界にとって良いことをしている、お客様にとってより驚きのある何かを提供できている、この2つが出来ていれば絶対的に繁栄し続けるはずだ

カンブリア宮殿感想

わたしはいつの間にかクラシルを見るようになりました。
明確な理由はありませんでした。

エマ
でもその背景には、丁度いい動画の長さだったり、食欲をそそられる料理の画角だったり、クラシル側から寄り添ってくれるコンテンツの提供だったり、しっかりと魅了されるワケがあった事を思い知りました。

また堀江社長は、正論を嫌味なく、すがすがしく、全うしています。

こんなに企業が大きくなったのに決して驕らず、設立初期の気持ちのまま、さらなる向上を求めて日々仕事をしているのです。

お金儲けをしよう、株主に支持を得ることをしよう、こうなったら企業は終わりだと話していました。

確かにそうだと思います。
見返りを求める行為にはどうしてもネガティブな印象が残ります。

『誰かのために』と、奮闘する若き社長の挑戦を東日本大震災から10年という日に知ることが出来良かったです。
これからもクラシルに我が家の食卓をサポートしてもらいたいと思います。

スマホを見て会話している2人

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