2016年公開、アメリカのロマンティックなミュージカル映画“LA LA LAND“ 。
見れば見るほどに引き込まれる映画でした。
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「ラ・ラ・ランド」初見の感想
初めて見たときには、明るくて陽気なロサンゼルスの雰囲気、衣装の鮮やかさや主演のエマ・ストーン、ライアン・ゴズリングが作り出すおしゃれな世界観に見惚れてしまいました。
「ラ・ラ・ランド」2度目は音楽の素晴らしさに気づいた
華やかな世界観に圧倒され、内容があまりはっきりとわからないままだったのでしばらく経ってからもう一度鑑賞してみました。
そうすると、音楽に疎い私は2回目にしてようやく、サウンドトラックの素晴らしさに気がつきました。
中でも、ライアン・ゴズリングが奏でるピアノに合わせて主演の2人がデュエットする“city of stars“は本当に素敵でうっとりしてしまいます。
他にも、”Anoter day of sun”や”start a fire”など聴いたら耳から離れなくなるような、ノリたくなってしまう音楽ばかりです。
ジャズを熱烈に愛し、自分のスタイルを確立したミュージシャンを目指すセブが作り出す音のファンになってしまいました。
サウンドトラックのCDも購入してしまうほど、心地よい曲ばかりでした。
「ラ・ラ・ランド」3回目は悲しい気持ちになった
3回目に鑑賞した時には、1.2回目に見たときのような明るい後味とは反対に、少し悲しい気持ちになりました。
2人は結ばれなかった
なぜなら、終始こんなにも明るい雰囲気で、ロマンティックな場面がたくさんあったにも関わらず、恋愛の観点からすると、いわゆる「ハッピーエンド」ではないことに気がついたからです。
こんなにもお似合いで素晴らしい2人が最終的には一緒にならなかったのは、個人的にとても悲しく感じました。
繰り返し見たあとの感想
大人になったって夢を追いかけていい
主人公がつまずきながらも、何度も何度も立ち上がり自分の目標や夢を追いかける姿。
自分が本当にしたいことではなくても、お金のために足を踏み入れ、それでもやはり諦めがつかずもう一度夢を追いかけ直す姿など、大人になっても何度もがむしゃらに夢を追いかけていいのだ、と感じさせてもらうことができます。
その姿は現在の自分と重なります。
今はお金のために働いているけど「ホントにしたいことは他にあるよなあ、、」と考えさせられます。
2人は恋を犠牲にして夢を叶えた
しかし、やはり大人になって夢を追いかけるということは、何かを犠牲にすることにもなります。
「ラ・ラ・ランド」の場合は、恋を犠牲にして主人公の2人はお互いの夢を選びました。
最初はオーディションに立て続けに落ちていたミアは女優として努力を重ねてどんどん力をつけ、有名になり自己実現を果たします。
一方セブも、熱望していたジャズバー”SEB’S”を開き、繁盛するようになります。
涙なしでは見れないラストシーン
最後に主人公の2人がセブスのステージ上と客席から見つめ合うシーンは何度見ても涙が出てきます。
お互いの夢を叶えたことを称賛するような、過去の恋を思い出しているような、お互いを認め合いこれからの活躍を願っているようななんとも言えないラストシーン。
見れば見るほどに自分の頭の中で回想が繰り返され、感動が濃くなっていきました。
2人は恋人ではなくなってしまっても、共に夢を追いかけるつらく、楽しい時間を過ごした同志であることは一生変わりません。
そういった相手がいることは長い人生の中でとても貴重であると感じました。
[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]結果的に一緒にはなれませんでしたが、[move]ある意味、2人は「運命の人」[/move]だったはずです。[/moveline]
「ラ・ラ・ランド」から受け取ったメッセージ
夢は叶う
そして、この映画の1番の作用は、「やっぱり、夢はがんばれば叶えられるのかもしれない」と思わせてくれることでしょう。
日々の仕事に追われて、そんなことを考える余裕を失っていましたが「ラ・ラ・ランド」に出逢ってからは、「やっぱり頑張ってみようかな、、」「もしかしたら今からでもできるかもしれない」など根拠のない自信がふつふつと湧いてきます。
「ラ・ラ・ランド」独特のムード
また、鮮やかな赤いリップに華やかなワンピース、パキッとした格好のよいシャツ、見ているとおしゃれをして街に出かけたくなります。
映画館やプラネタリウムなどロマンティックなデートシーンは憧れる女性も多いのではないでしょうか。
また、ジャズに今まで興味がなくてもハマってしまうような音楽の良さ、映像の素晴らしさはまだ鑑賞していない人にも熱く語りたくなります。
そんなシーンの数々も最後には走馬灯のようにもう一度繰り返し見る場面では、何とも言えない夢追い人の切なさを感じます。
最初はお笑いのような場面が多く、思わずクスッと笑ってしまうようなコメディっぽさもありながら、ラストに近づくにつれて鑑賞する側をどんどん切ない気持ちにさせていってくれます。
最後はしっとりと終わるので、余韻がとても長く感じられました。
わたしにとって「ラ・ラ・ランド」は勇気をもらえる作品
見るだけでチカラが湧いてきて、自己肯定感が高まるような気がします。
全てが上手くいくわけではなくとも、それでも自分が本当に目指すもの、手に入れたいものがあるときには何としてでも飛び出して行動していくことの大切さを学びました。
最後にセブが言った
「I guess I’ll see you in the movies」
は名セリフだと思います。
鑑賞している側として、2人が一緒にはなれなかったけれど、この言葉が現実になって勝手に救われたようなきもちになりました。
また、ロサンゼルスの街並みがとても素敵で、一度訪れてみたいです。
あんなにも街を魅力的に映すということは本当に素晴らしいです。
最初の高速道路でのダンスシーンは、本当に道路をスタッフさせて撮影したというから驚きです。
まとめ
最後になりますが、キャストたちや、音楽、ロケーション、映像、ダンス、内容などドリーミングな世界観がとても魅力的なので、まだご覧になられていない方にはぜひおすすめしたい作品です。
最近、元気が出ない方、がんばりたいことがある方、パワーをもらいたい方はぜひ一度、「ラ・ラ・ランド」を見てみて欲しいほど、とても好きな映画です。
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本ページの情報は2020年12月時点のものです。
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