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リンの正体に迫ってみました!『千と千尋の神隠し』

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とっつきにくいイメージの千尋の仕事の先輩リン。
短気で口が悪いけれど、いつも千尋を心配して見守ってくれる存在です。

目次

リンの仕事を受けるときの態度面白くないですか??

例えば、鎌爺に頼まれて千尋を渋々湯婆婆の元へ連れて行きますが、裏で隠れて戻ってきた千尋に大丈夫だったか確認したり、千尋の教育係をするように言われた時も、みんなの前では嫌がってましたが、親身に教えてました。

また、銭婆宅へ向かう千尋について行こうとするカオナシに向かって「千に手を出したら承知しないからな」と怒鳴っていましたよね。

表向きにはちょっと悪っぽそうな雰囲気を持ちながらも、千尋のことが気がかりでほっとけない不器用な優しさを感じさせてくれるキャラクターです。

そんなリンの正体を暴いていこうじゃありませんか。

リンは人間??

この湯屋で働いている男性たちはカエル、女性たちはナメクジですよね。
見た目からもそれっぽさが出ています。

リンはどうでしょうか。
実は色々な考察があります。

リンは、ヒト説

映画パンフのキャラ紹介では、リンは人間だと記載されています。

また、今はお蔵入りとなった作品「煙突描きのリン」の主人公はリン。

その名前が「千と千尋の神隠し」でも使われているのではないかという考えもあります。

さらに、湯屋で働く他のキャラクターよりも人間らしく描かれています。

1つ疑問に思ったことは、湯屋のある神さまたちの世界では、人間の匂いなどで分かるようです。

最初にリンが千尋と会ったとき「人間がいるじゃん」と言ってますよね。

また、油屋のカエルは

「なんか匂わんか。人間だ。お前人間くさいぞ。美味しそうな匂いだ」

と千尋と一緒にいるリンに言っています。

ハクも「3日もここのものを食べていれば、匂いも消えよう」と述べているように人間特有の匂いがあることは確かです。

もし、リンが人間であれば同じような経験ををすることになり、ストーリー上では人間であることは厳しいかもしれません。

「白狐」説

宮崎駿監督のイメージボードのキャラクターが描かれているページに関係しています。

リン(白狐と書かれていて、これがリン=白狐説が出てきたワケ。

でもこれは初期の設定であり、最終的には人間ということに決定したのかも。

また、リンは鎌爺から大好物の黒イモリを貰って嬉しそうでした。
狐はトカゲを食べることからも考えられます。

リンはどの湯屋の従業員よりも人間らしい姿をしていますが、背が高く、顔も面長でつり目に口元もおっきく狐っぽい雰囲気はありますよね。

イタチやテンといった動物説

制作初期は、イタチやテンのようなキャラクターにしようという話があったそう。

でも目や口のサイズが顔にフィットしないので、最終的に普通の女の子にしたとの話。

宮崎駿監督によってリンの顔は自然と長く描かれたそうです。

やはり湯屋の中では、多くの時間を千尋と行動を共にするので、他の従業員とは差別化を図ったんだと思います。

同じ従業員であっても特別な存在であることはさまざまなシーンを見て分かりますよね。

男勝りで荒っぽい姉御肌のリンは何歳なの?

年齢は公式で14歳

これは見た目の年齢で、精神的な年齢はどうなんでしょうね。
実際、14歳よりも年上に見えます。

彼女の面倒見の良さなど性格と子供らしくない喋り口調もあるかも。

自身のことをよく「オレ」と言っていて、なんだか近所のおっちゃんのような話し方ですよね。

また、神さまの世界ですので、年齢など存在しないのかも。

リンの油屋での仕事

湯女として働く

床の雑巾掛けをしたり浴場の掃除をしたりと、湯屋全体の掃除を担当。

湯屋に来られたお客さまの対応をするというよりは営業中でも浴場を掃除しており、裏方のお仕事メインですね。

千尋と一緒に雑巾掛けをしたり、浴場を忙しそうに走り回ったりと、千尋に教えることができる十分な経験はある模様。

それでも他の従業員に比べると雑用なんかが多いですよね。
千尋の来る前は下っ端だったかもしれません。

リンがこの仕事について千尋に語っていること

「おれはいつかあの街に行くんだ。こんなところ絶対辞めてやる。」

と千尋とおっきな饅頭を頬張り、夜景を眺めてながら言っていました。

また、もっと華やかな生活がしたいとも語っていて、湯屋での仕事に不満があるようですね。

湯婆婆のことだからこき使ってもいい給料貰えるイメージがないですし、なかなか抜け出せそうにない雰囲気はありますね。

このハキハキとしたリンの声は誰が担当しているの?

玉井夕海さんが声をあてています。

東京藝術大学の在学生の時に宮崎駿監督主催の「東小金井村塾」に参加したのがきっかけで、リン役に選ばれました。

彼女の声優としての活動は「千と千尋の神隠し」と「伏 鉄砲娘の捕物帳」の2作品のみ。

主に歌手や女優、脚本家として活動されています。

玉井さんの特徴的なハスキーボイスは、リンのイメージにもぴったり合ってて非常に魅力的ですよね。

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