わたしはこのシリーズが大好き^^
子どもの頃にリアルタイムで見ていました。
今現在も新たなシリーズの放映や、旧シリーズの再放送があると欠かしません(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
リアルタイムでの放映時、泣き虫な中学生だった主人公の月野うさぎが、セーラー戦士”セーラームーン”として覚醒し、少しずつ仲間を増やして次々現れる敵を倒す姿が子供ながらにカッコ良いなぁと思って観ていました。
当時は女性キャラクターが戦うアニメってあまりなかった
セーラームーンのように技を出したり肉弾戦だったり、時には死にかけたりしてボロボロになりながらも諦めずに強大な敵に挑む姿に胸が熱くなります。
仲間になるセーラー戦士たちのキャラクター像も個性的。
優等生キャラから病弱な美少女、男装の麗人、最終的には戦士へ変身時に男性から女性に変わるキャラクターまで様々で、とても画期的だと思います。
また、女性同士で恋愛関係を思わせるようなキャラクターがいたり、敵側にも男性同士の恋人同士のキャラクターや、女性言葉で喋る男性キャラ、外見が女性的で恋愛対象も男性な男性キャラなどもいて多様性がしっかり描かれたアニメでもあります。
とっても先進的なアニメだった!
子どもの頃には深く考えなかったけれど、大人になりもう一度この作品を流し、先進的なアニメだったのだと気付きました。
このアニメの影響もあり、私たちの世代は多様性にとても寛容な人が多いと思います。
主人公もその仲間たちもほとんどが女性
敵に攫われたり操られる従来の”ヒロイン”的なポジションが男性キャラなのも面白い。
ヒーローものや戦隊ものの作品は必ずと言っていいぐらい紅一点の女性キャラクターがピンチに陥り、それを主人公をはじめ他の男性キャラが助けに行くというのが定番ストーリー。
でも『美少女戦士セーラームーン』では男女の役割が逆転しています。
必ずしも女性がヒーローを求め、助けを待ち続ける必要はない。
自分自身が強くなって、我が王子様を助けに行く…そんなストーリーがあっても良いんじゃないかと思ったのです。
この作品にリアルタイムでハマっていた”セーラームーン世代”の女性たちは、自立心が旺盛な傾向にあるように思います。
セーラー戦士たちは普段は人間として生活
ただ、それぞれが異なる家庭環境で育っているのも気になる点の一つ。
主人公は両親と弟という平凡な家庭。
他のキャラクターたちは両親の離婚や死別で片親かどちらもいなくて一人暮らしだったり、全員女性の戦士同士で子育てをしながら家庭を築いたりと、私生活での暮らしも様々。
舞台が麻布十番なので裕福ではあるにせよ、複雑な家庭環境が描かれている辺り、子供向けアニメにしては珍しいと思います。
敵キャラクターたちも魅力的
彼等の大半は悲しい過去を背負っていたり更に強大な悪に操られていたりと、憎みきれないキャラクターも多数登場します。
セーラームーンの攻撃が”癒し”であるため、ついにはその力によって浄化され、元の姿に戻るキャラクターもいました。
アマゾントリオ
シリーズの『セーラームーンSS』に登場するアマゾントリオは元の姿は動物。
何故かオネエ口調で喋る強烈な個性を持った敵キャラですが愛嬌があって憎めない魅力があります。
最終シリーズ『セーラームーンスターズ』の敵キャラは全員”セーラー戦士”
セーラー戦士同士が戦うという過酷な状況に陥ります。
ラスボスであるセーラーギャラクシアは銀河最強のセーラー戦士で、太陽系セーラー戦士であるセーラームーンの仲間達は戦いの中で次々に命を落として行くショッキングなシーンもありました。
しかし、最終的ににはセーラームーンによって元の良心を持った姿に戻り、死んだはずの仲間たちも元通りに転生します。
セーラームーン人気は凄まじい!
時代を先取りした要素がたくさん詰まった『セーラームーン 』シリーズが、世代や出身国問わずに人気なのは頷けます。
沢山の人々に共感される深いストーリーや人物描写は、子供はもちろん、大人が観ても飽きないものだと言えます。
大人になった”セーラームーン世代”の女子たちが、このアニメから多大なる影響を受けて今の日本を支えているはず。
原作、アニメの新旧を見比べてみると面白いかも
原作とアニメ、そして今放映されている新シリーズではそれぞれストーリー展開や登場人物が異なるので、そういうところも比較して観るとより一層面白いと思います。
新旧それぞれ声優陣も一新され(主人公のみ同じ声優さんが起用されていますが)、どちらも時代に合ったキャスティングになっているように感じます。
わたしは旧バージョンに慣れ親しんでいるので、やはりそちらのキャスティング贔屓ですが。
下のようにコスプレしてる人たちもたくさんいるんですよねー!
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まとめ
今でもグッズが出ると飛ぶように売れ、コスプレイヤーや二次創作もどんどん増えていき、止まることを知らない勢いの人気ぶり。
社会現象とも言えるほどの人気を誇る『美少女戦士セーラームーン』は、これからもたくさんの乙女から愛され続けるでしょう。
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