ヤンキーとタイムリープを掛け合わせた異色のアニメですが、主題歌もすごい。
物語に沿った歌詞や、展開が読めない曲調など2曲とも素敵な曲です。

オープニングテーマ
オープニングテーマはofficial髭男dismによる「Cry Baby」です。
official髭男dismについて
この曲を手掛けているのはあの有名バンドofficial髭男dism(通称ヒゲダン) です!
ヒゲダンと言えば「Pretender」が有名で誰しも一度は耳にしたことがある曲ですよね。
YouTubeでは脅威の3億回再生を記録しています👇
他にも「ノーダウト」や「I LOVE…」など数々の曲がドラマや映画の主題歌になっています。
今作主題歌もYouTubeに投稿されるとあっという間に500万回近くの再生に到達。
非常に知名度も高く、人気なバンドです。
「Cry Baby」はどんな曲か?
ヒゲダンと言えば、ラブソングやポップソングのイメージが強いですが、今回の主題歌はイメージとは少し変わって荒々しさが出ています。
ヒゲダンの特徴的なピアノサウンドも残しつつ、より作品のイメージに寄った疾走感のある曲です。
イントロは行進曲のようなサウンドからスタート。
ここだけ聞くとヒゲダンの曲だとはわからない方も多いかも。
今作の前に進んでいく意思みたいなものが表れている気がします。
曲調が変わったり転調したりと、一曲の中で変化の多い曲です。
聴いていて次のフレーズが予想できないのに、メロディーはとても気持ちいいんです。
さすがヒゲダンだなと思わせてくれます。
「Cry Baby」の歌詞について
この曲の魅力は何といっても歌詞です‼
メロディーや伴奏もとても素敵なのですが、アニメ視聴者からすると歌詞って大事ですよね。
作品の雰囲気にに合っているとテンション上がります。
この曲も東京リベンジャーズに対応していると思われる個所がいくつもあります。
歌いだしの歌詞には、
「胸ぐらを掴まれて強烈なパンチを食らってよろけて肩を並べうずくまった」
とあります。
まさにこの歌詞タケミチですよね‼
喧嘩賭博でボコボコにされたりしたシーンが連想されます。
この歌詞とAメロの少し不安感のあるメロディーが作中で何度も殴られているタケミチを表現しているように思えます。
他にも、
「胸ぐらを掴み返して反撃のパンチを繰り出すくらいじゃなきゃ」
はまさにタケミチが覚醒したシーンにぴったり♪
喧嘩賭博の際にボコボコでも繰り返し立ち上がるタケミチが思い浮かびます。
「不安定な心を肩に預け合いながら腐り切ったバッドエンドに抗う」
も物語と対応してますよね。
バッドエンドはヒナが死んでしまうという未来や東京卍會が極悪組織と化したことだと思います。
「不安定な心」は初期のタケミチの弱気な部分だったりする気がします。
「バッドエンドに抗う」はタケミチがこの物語でまさにやろうとしていることです。
こういった物語にリンクした歌詞があると聞いていてテンション上がります。
この曲は是非フルバージョンで聞いてほしいです。
サブスクで配信されている他、ヒゲダンのワンマンツアーも決定しているので、気になる方は要チェックです。
エンディングテーマ
エンディングテーマは女性シンガーソングライターEill(エイル)の「ここで息をして」です。
Eillについて
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この曲を手掛けるのはシンガーソングライターのエイルです。
彼女の音楽はブラックミュージックを下地にしているものが多いらしく、オシャレでジャズっぽさが特徴です。
他の楽曲では「片っぽ」「この夜が明けるまで」「SPOTLIGHT」などが人気のようです。
どの曲も夜の帰り道に聞きたいようなオシャレな曲ばかりです。
落ち着いているのに、いつの間にかリズムに乗ってしまうような中毒性もあります(笑)
他にも力強いけどどこか切なさを感じるような歌声も魅力です。
「ここで息をして」はどんな曲か?
ピアノサウンドのジャズ調で始まります。
圧倒的にオシャレなサウンドで、ちょっと大人っぽさを感じる曲です。
オープニングがタケミチの曲ならエンディングはヒナに焦点を当てた曲って感じがします。
映像もヒナを中心に描かれていますし、ヒナ目線の曲なのは間違いないと思います。
「ここで息をして」の歌詞について
エンディング曲も物語に沿った歌詞が魅力です。
ヒナ目線でのタケミチのことを指すような歌詞が特徴です。
歌いだしには、
「君の少し汗臭いシャツの隣を歩くだけでいいの」
とあります。
これは「汗臭いシャツ」がタケミチのことを指しているんだろうなとわかりますし、そのタケミチの「隣を歩くだけでいい」っていうのもヒナらしいなと思います。
「振り返ればいつも笑った顔でいるよ」
明るく笑顔を絶やさないヒナが浮かびますよね。
タケミチに対して愛想をつかすことなく接しているヒナ。
今後ヒナはタケミチに対して無理して笑顔で振舞うことがあるのかなとも予想できます。
何らかの理由でタケミチに心配をかけないようにと振舞うことがあるのかもしれません。
現在は6話まで放送されていますが、歌詞が今後の展開のヒントになるかもしれないですね。
「君に名を付けるなら「私のヒーロー」」
これもヒナからみたタケミチって感じ(#^^#)
まだヒナにとってなぜタケミチなのか明確にわかってないけれど、タケミチがヒーローとなる瞬間が必ず来るでしょう。
今後の展開でこの歌詞の真意がわかるかもしれないと思うとワクワクします(笑)
さいごに
アニメに限らず主題歌って作品の印象を大きく左右すると思います。



気づいたときには感動して歌詞を見比べてしまいました。
最近は主題歌を飛ばしてしまいがちでしたが、ちゃんと聞いてみると実は名曲だったなんてことがあるので、今後は1度はちゃんと聞こうと思います(笑)
歌があると時間が経っても作品を思い出すきっかけになったりしますし、音楽は作品を彩る重要な要素なんだなあと実感しました。
この歌詞が今後の展開にどう対応していくのか楽しみです。


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