今回の5話では、前回のサンライズ編から5年後が描かれています。
ヴィヴィは変わらず歌い続けています。
人間とAIの恋という難しいテーマが扱われて、色々と考えさせられる回でした。
Vivy5話あらすじ
サンライズ事件からヴィヴィのステージには徐々に観客が増えていた。
そんな時に突如として現れたマツモト。
今度もAIの過剰な発展を止めるために、動き出すことになる。
正史よりも早くAIが発展してしまっており、その流れを止めるため、海上無人プラント「メタルフロート」の機能停止を目指すことに。
プラントの建設に関わった研究者、冴木の協力を得て、機能停止装置を手に入れ、侵入に成功した。
しかしそこに、トアクからの襲撃でメタルフロートのAIが暴発状態になってしまう。
Vivy5話感想
ヴィヴィの歌
OPへの入り方がめちゃくちゃエモいです…!
前回から時が経っているからこの曲も昔の曲なんですね。
回を重ねるごとに段々と曲の重みも増していってるように感じます。
にしてもヴィヴィの歌うときの表情がすごく柔らかくなっていました。
心を込めてい歌う感覚が掴めたのかと思います。
この期間にもヴィヴィはさまざま経験をしてきたのでしょうし、メインステージまであと少しと言うところまで来てるので、ここの軌跡も見たいところです。
現実でもボーカロイドの楽曲が大人気だったり、コンサートも開催されていることを考えると、ヴィヴィのようなAIがステージに立つ文化も近いうちに実現してもおかしくないですよね。
マツモト
今回のマツモトのビジュアルは前回までとは変わってキューブ状のものになってました。
ずいぶんと可愛げがなくなってしまい、ちょっと残念です(>_<)
ボディのあざとさがあったからこそのキャラだと思ってたので、やっぱりビジュアルは大切です(笑)
でも見ているうちに冷徹なマツモトにはぴったりかも…と思うように。
福山潤さんがはまり役だと思っていたので、声は変わって無くて安心しました。
表情はないのに声だけでに個性が伝わってきてさすがだなと思います。
後半には何の違和感もなくなってました(笑)
正史よりも加速したAI発展
ヴィヴィたちの行動によって、正史から外れて異常に早くAIが発展したことが明らかに。
正史よりも20年早くメタルフロートが建設されてしまうほど、ヴィヴィたちの行動がここまで歴史を大きく動かしてしまったことには驚きです。
ここからはマツモトでさえ予測が難しい状況になっていくと思います。
AIの発展によって人間の失業率が急増してしまったら、社会が豊かになったとは言えないですよね。
それで幸せになれる人間ってごく一部のだけなんじゃないかと思います。
サンライズの評価
エステラの献身的な行動が世界中で絶賛されていました。
AIは人間に尽くすことこそが美徳なのは、よく考えたら怖いですね。
いくら人間のためにと作られたAIであっても、ヴィヴィやエステラのような自我がはっきりしているAIにそれを強要するのは残酷です。
ここでAIの人権がどうこうって話になってくるんだな…と思います。
人間とAIの恋愛
史上初の人間とAIのカップル、そして結婚が描かれていました。
AIに恋愛感情が発生したのか、それとも主人の幸せのために順応しているのか。
どちらにせよ、わたし個人としては人間とAIは全く異なるものですから、結婚という形式に捕らわれなくてもいいのではないかと思ってしまいます。
本来であればヴィヴィたちはこの2人の恋路の邪魔をする予定でした。
個人的にはこっちのルートも見たかったです。
恋路の邪魔をするヴィヴィとマツモトを想像すると、完全にギャグ回になってしまう気もします(笑)
メタルフロートのAIたち
ヴィヴィたちを案内してくれたメタルフロートのAIたちですが、人間が視察に来た時のことを考え試行錯誤している姿がなんとも愛おしく思えました。
特にサプライズってかわいい。
ウォーリーを思い出しました。
人間のためにと自立して考え実行するAIたちは非常に優秀だと思いますが、これが人間に反抗したらと思うと怖いです。
その未来を防ぐためにヴィヴィたちは奔走しているのですが…。
AIたちはトアクの襲撃時には急に戦闘態勢に入ってしまいました。
ヴィヴィたちの言葉も通じずに攻撃をはじめてしまう豹変ぶりに、何だか裏で誰かが操作してるんじゃないかと思ってしまいました。
トアクの襲撃
ここでもトアクの襲撃に合ってしまうヴィヴィたち。
こうもタイミングよく現れてしまうと狙って来てるんかと思いますね。
トアクはこの5年間何をしていたんでしょうか。
メタルフロートを建設している時点で邪魔しててもおかしくないのでは…。
にしても、停止プログラムが液体なことに驚きました。
その中にほんとにデータ入れられるのか…と感心してしまいました。
人間vsAI
トアク対メタルフロートのAIという人間とAIの戦いが描かれていたのですが、AIには圧倒的な強さがありました。
これによってAIが人間が傷つけた事実ができてしまいました。
これがトアクの狙いでもありますが、AIの発展を止めたいにしても、荒々しさが目立ちます。
ヴィヴィたちの事情を知ったら協力関係になれそうなんですが、ヴィヴィがAIって時点で相容れないのかもしれません…。
視聴後には人間とAIを分けて考えるべきなのか、どんどん頭がぐちゃぐちゃになってきたなー。
さいごに
AIと人間の恋って非常に難しいテーマ。
だからこそ、わたしはAIを人間そっくりに作るのは怖いと感じてしまいます。
メタルフロートや冴木に関してもまだまだ明かされていない情報がありそうです。
メタルフロート編の核心に迫るであろう次回も楽しみにしています!
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