知ったきっかけはYouTubeのコメント欄で泣けると話題になっていたこと。
まず驚いたのが「映像美」
見慣れないけども、どこか洋風の街並みに美しい女の子。
世界観がすごく魅力的!
女子は好きそーな感じ。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンという女の子
戦時中武器として扱われていました。
彼女が戦争の終盤に両腕を失い、慕っていたギルベルト少佐も消息不明と知るところは思わず胸が痛くなります。
このギルベルト少佐がどうなっているのか、気になってしょうがありません。
自動手記人形、通称「ドール」というお仕事を知ったヴァイオレットエヴァーガーデン。
少佐からの『愛してる』の言葉の意味がわからない
それを探るためドールを目指します。
これまで武器として扱われてきた彼女には、人の心が読めません。
代筆で伝えて欲しいことをお客さんは言うのですが、その本心を読み取れず、全く違う代筆を書いてしまいお客を怒らせてしまったりと、見ていて最初は驚きます。
確かに繊細で難しいお仕事だなー。
そして、義手ながらもタイピングが速いヴァイオレットエヴァーガーデンは戦場でも優秀だったのだと垣間見れます。
彼女のことはギルベルト少佐の知り合いであるホッチング中佐が受け入れてくれます。
優しいので安心しますね。
自動手記人形の仲間たちも良い人です。
人の隠れた気持ちを理解しようと努める彼女の成長に感動
あるときは研修期間中、仲間からお兄さんへのお手紙を書いてやっと合格。
段々と研修中に学んでいき、純粋に短いですがストレートに言葉を伝えるお手紙を書けるように。
表情は変わらないけれど、ギルベルト中佐が言ってたように、彼女の中にはきちんと感情があることがわかります。
犬なんかではないと。
『愛してる』とは素敵な事だと、多くの代筆によって感じるように。
お姫様の恋文の代筆のときは「自分の言葉で伝えるのが1番ですよ」という少し意外な言葉が出てきたのが印象的でした。
そして古本の代筆をする研修先で、彼女に恋心を寄せる男の子のお話はキュンキュン( ´ ▽ ` )
男の子の嫌味を他の人間から言われますが『私は両親もいません。』と言える彼女は強くかっこいい。
星を観ていても、いつも想ってるのはギルベルト少佐。
男の子が切なかったですが、美しかったです。
10話が1番号泣ポイント
これはもう本当に涙無しでは見れない( ; ; )
先が長くないお母さんが彼女に代筆を頼みます。
娘アンのために、5年後10年後20年後のお誕生日に贈るために代筆をひたすら書き続けました。
それを「どうして今、私と遊んでくれないの!?」と泣きじゃくるアンと、それは教えられないヴァイオレット・エヴァーガーデンの葛藤に心を揺さぶられます。
エンドロールでお母さんからの手紙とともに成長するアンの姿。
『もう20歳になったのね。凄いわ。』
1番の感動ポイント
何より人の気持ちを読み取れなかったヴァイオレット・エヴァーガーデンが『あの手紙が届く頃、お母さんは…』と初めて残されたアンのことを思ってこんなにもボロボロ涙を流すのです。
わたしも自然と涙がツーっと。
ギルベルト少佐の他界
生きているものだと思い続けてたのに、その絶望感と言ったら…。
とても苦しいです。
最終回で、ギルベルト少佐のお母さんに彼女が会います。
「ギルベルト少佐の瞳に似ています」と繰り返し言う彼女。
お母さんと共鳴したところが感動。
『届かなくて良い手紙なんて存在しない』このセリフも大好きです。
必ず伝えたいからこそ手紙を書くのであって、そんな相手の存在って尊いと思います。
スマホが普及し指でポンッと1秒で届く現代
そんな時だからこそ、2〜3日でもじっくり時間をかけて心からのお手紙を大切な人に直筆で書きたくなりますよね。
お終いに、花に雫がこぼれ落ち、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのギルベルト少佐へのお手紙が読まれるシーンもとっても好きだなー!
『今は、愛してるという意味も少しはわかるのです。』
映画も合わせて大好きなアニメです。
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