約束のネバーランド2期のOPテーマを担当しているのは、栃木県出身のシンガーソングライター秋山黄色さん。
秋山黄色プロフィール
生年月日 1996年3月11日
出身地 栃木県宇都宮市
職業 シンガーソングライター
活動期間 2017年~
レーベル BUG TYPE RECORDS(2018年~2019年)
Epic Records Japan(2020年~)
略歴
秋山さんは中学時代、テレビアニメ『けいおん!』(2009年~2010年)の影響を受けてベースを始めたそうです。
高校1年生のときに初のオリジナルソングを製作しました。
この時からすでに音楽とアニメソングへの関心があったのですね。
その後専門学校に進むも中退した秋山さんは、音楽の道へ。
2018年6月に1st配信シングル『やさぐれカイドー』をリリースし、Spotifyバイラルチャートで2位を獲得。
デビュー1年目にして『SUMMER SONIC2018』への出演を果たしました。
2020年放送のテレビドラマ『10の嘘』で主題歌を担当。同年ミニアルバムのリリースを経てメジャーデビューします。
その後、ドラマ、映画、アニメなど多くの主題歌を担当しています。
約束のネバーランドOP『アイデンティティ』
秋山黄色さんの楽曲はギターサウンドが特徴的なロック調。
その迫力は約ネバの暗い鬼の世界、厳しい現実を生き抜くエマ達の心情を見事に表現してくれています。
カッコイー( *´艸`)
「イントロから心をつかまれる人が続出するのでは?」と思うほど、入りからインパクト大です。
しっとりとしたAメロは鬼のいない世界への羨望。
Bメロで決意を固め、サビからは全力で未来をつかもうとしている様子が思い浮かびます。
一曲を通して約ネバのストーリーが見えてくるのですからファンにはたまらないですね。
もう1つ注目すべきはバキバキのギターサウンド。
シンプルかつ迫力のあるストロークだけではなくAメロのアルペジオや落ちサビがアクセントになっています。
邦ロックの王道でありながら、秋山さんらしい叫ぶような旋律がクセになります。
これぞ多くの人の心をつかむ令和邦ロックの代表と言えるでしょう。
\鬼に食べられちゃう!?/
秋山黄色の代表曲
ここまで約ネバの主題歌『アイデンティティ』について紹介しましたが、秋山さんはほかにもドラマや映画の主題歌を手掛けるなど幅広い活躍をされています。
1, やさぐれカイドー
秋山黄色さんの配信デビュー曲です。
王道の邦ロックから少し外れた渋いサウンドになっています。
特にイントロのギターに惹かれた人は多いのでは?
同じフレーズで繰り返されるギターのハーモニクスがクセになりますね。
この曲といい『アイデンティティ』といい、秋山さんの楽曲の良さはイントロにあるのでは?、と思わざるを得ません。
歌詞もちょっとやさぐれた大人の雰囲気をまとっているのも魅力。少し変わったサウンドを求めている方におすすめです。
2, 猿上がりシティーポップ
YouTubeの広告で知った人もいるのではないでしょうか?
こちらは秋山さん本人がTHE FIRST TAKEでも歌唱している楽曲です。
この曲もイントロで「おや?」となりますね。
「これからなにが始まるのだろう?」と思わせるイントロの天才です。
不思議でどこか可愛らしさのある曲名にも惹かれます。
ギターのリフもちょっと可愛らしくてポップス寄りなのがいいですね!
軽快なリズムと耳馴染みのいいメロディが心地いいです。
でも変則的なリズムも取り入れていて飽きない、むしろ新しいとさえ思えます。
現在YouTubeの再生回数は『モノローグ』が上回りましたが、それでもネット発の音楽としてこの楽曲が人々に与えた感動は大きいでしょう。
3,モノローグ
テレビドラマ『10の嘘』の主題歌で書き下ろし曲です。
秋山黄色さんのほかの楽曲を聞いていた人は、本当に同一人物が書いた曲なのかと疑ってしまうのでしょうか?
それほど、これまでの秋山サウンドとは違います。
バキバキのギターサウンドはほどほどに。
叫ぶような、というよりはどちらかというとしっとりとした人の悲しみや感情の美しさについて描いた曲になっています。
ドラマ主題歌なだけあり、より万人に向けた曲に書き上げられてるのかも。
まさにカメレオンシンガーソングライター!
しかし秋山黄色さんの特徴がなくなったわけではありません。
Cメロ前からのちょっとジャズチックなサウンドがこれまたいい味を出しているんですよ!
ここでこんなにかっこいいメロディをもってくるのはちょっとずるいです(笑)
そして心から叫ぶような歌い方は健在。
万人受けするので、初めて秋山黄色を聞く人にもおすすめできる。
でもこれまでとは違う秋山黄色を知るのにも持ってこいの楽曲です。
まとめ
これからもっともっと活躍の幅を広げていくことと思います。
王道ロックから万人受けのJポップまで書き上げる才能に今後も注目していきたいですね!
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