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『千と千尋の神隠し』車の違和感。どれくらいの時間が経過したの?

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終盤、千尋は両親を助け、行きに通ったトンネルを帰ると、木々が生い茂り車の中も埃だらけ。

一体どれぐらいの月日あちらの世界にいたのでしょうか?

目次

4日間ぐらい説

作品の中で純粋に千尋が過ごしたシーンのみで考えてみます。

1日目

引っ越し先へ向かっている中、道に迷い、現実世界からあちらの世界に行ってしまいます。

両親が豚になり、助けるため湯婆婆と契約を結びます。

2日目

千尋は湯屋で働き始め、クサレ神を千尋の活躍により綺麗さっぱり川の神さまへと戻してあげました。

3日目

銭婆によりハクは痛手を負います。
また、カオナシが大暴走も。

千尋たちは、ハクを助けるため銭婆の元へ向かいます。

4日目

ハクは千尋と空を舞い、自分の名前を思い出します。
そして豚にされていた両親を助けて現実世界に戻ります。

しかしこの4日間は、千尋のあちらの世界で中心的に起こったことである可能性も大いにあります。

フォーカスされてない日だってあるかもしれません。

草木の生い茂り方や車のホコリも4日では短すぎるように見受けられます。

1週間以上1ヶ月未満程度説

千尋が油屋で馴染んできており、先輩から

「千は今日から大湯番だ」

と言われています。

流石に2、3日ではなく、もっと長い時間、1週間以上仕事をして慣れてきたから任せるというイメージがします。

また、やはり現実世界に戻ってきたときの木々の様子から、1ヶ月は経っているかもしれません。

何年も何十年も経ってしまった説

千尋たちは神さまたちの住む世界にいたのです。
そこに時間の経過が存在するでしょうか。

昔話の「浦島太郎」の物語のように?

浦島太郎

浦島太郎が竜宮城から戻ってきて玉手箱を開けてみると、おじいさんになりました!

竜宮城での時間は本当に短くあっという間だったのに、人間の世界では数十年の月日が流れていたのでした。

同じ現象があちらの世界であっても不思議ではなく…。

現実的に考えると、車のバッテリーの存在が気になる

数年もいればバッテリーの寿命はつき、車は動かないはずです。

ただ、このファンタジーなストーリーもなかなか興味深く私は好きです。

そしてこのトンネルが、あちら神さまたちの世界とこちら人間の世界を繋ぐ大切な役目を果たしています。

いかがでしょうか。

草木の成長の様子や車の中のホコリなど考えると、考察も現実的になってきますよね。

ここまで考察しておきながらネタバレ

実は、宮崎監督はインタビューで現実世界での経過は2ヶ月ぐらいだと答えているようです。

やはり、車のバッテリーの件と、季節の移り変わりが関係しています。

車が動かないとなればストーリーも適当になってしまいますし、夏の出来事なのに半年も経てば冬になり違和感が残ります。

その違和感を無くすためには2、3ヶ月が妥当だということです。

千尋たち家族が乗っていた車

大人になった今、千尋の家族が結構裕福な家庭であったことに非常に驚きました。

それは、千尋の父親が運転する車が左ハンドルの外国車だったからです。

アウディA4のクワトロと呼ばれるセダン

当時700万円ほどの価格がしました。

千尋や父親の服装を見るとヨレヨレでそんなにお金持ちの雰囲気はしません。

しかし、千尋のお母さんが身につけているアクセサリーは結構派手で価格も高そうに見えますね。

この車から千尋の父親の職業を考えてみると…

父親は、大企業の管理職以上、または医者や弁護士など高給取りと考えられます。

引っ越しを考えると、転勤の多い企業や銀行とも考えられます。

幼い頃、全く意識せずに観てたけど、大人になると見方も変わってきて面白いですよね。

ちなみに、この車は宮崎駿監督の愛車でもありました。

アウディジャパンは、エンジン音などの録音に協力したとのことで、エンドロールには協力企業としてが出ています。

車のナンバーにも意味はある??

実際は存在しないナンバー

多摩34
へ19-01

と表記されており、多摩の摩の字は「广+マ」という略字体ですよね。

これは悪魔の魔の略字体でもあり、今後の展開に悪魔や魔物と関わることを暗示しているようにも考えられます。

34は高級車を示す

“へ”は一般的にナンバープレートでは使われてません。

19-01ですが、引き算すると18となり6+6+6で悪魔らしい数字に!

考え出せばキリがありません。

存在するナンバーを使うと苦情もあるかもなので、存在しないナンバーを使ってることは確かです。

数ヶ月も引っ越し屋さんほっといてるw

お母さんも「引っ越しのトラック、もう着いちゃってるわよ」と言ってる通り、引っ越し業者も新しい家に向かっているはずです。

しかし、全く到着しない千尋たち家族の家財道具をどこか倉庫に置いてるのだとすると結構なお金がかかっていそうです。

父親も無断欠勤ですが仕事大丈夫なんですかね。

千尋の冷たい両親が欲にまみれ、勝手に神さまの食べ物に手を出した経緯からも同情の余地もありませんが気になります。

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