子どもの頃、あなたはどんなアニメを見ていましたか?
わたしの場合、記憶をさかのぼると一番最初に思い出されるのが『ドラえもん』です。
ドラえもんと誕生日が同じという、我ながら単純な理由で、大人になった今でも大好きなキャラクターです。
テレビアニメが放送される、毎週金曜日は楽しみにしていましたし、(今では毎週土曜日になりましたね。)原作の漫画は全巻を揃え、スーパーファミコンでゲームもしていました。
覚えているのは『ドラえもん4 のび太と月の王国』だったかな?
今のゲームみたいに自動でセーブしてくれる機能なんてなかったから、続きから遊びたいときは、ステージクリア後に表示される合言葉を入力するんだけど、それがドラえもんのひみつ道具の名前で。
妹と2人で録画したアニメを見ながら漫画を読みあさり、ちょうど5文字のひみつ道具を探しまくっていました(ちなみにラスボス手前の地点の合言葉は”つよいいし”。本当に見つけました。笑。アニメでは、強いイシによって、のび太が雨の中ボロボロになりながらもランニングをやり遂げるという印象的なものでした。)
毎週のアニメだけでなく映画も期待を裏切らない『ドラえもん』
そんな『ドラえもん』ですが、テレビアニメはもちろん、毎年3月に公開される「映画ドラえもん」も大好きでした。
友達同士で初めて映画館に足を運んだのは、1998年『のび太の南海大冒険』だったかなあ。
ひなのちゃんの、ちょっと鼻にかかった可愛らしい歌声の「ホットミルク」懐かしい!
学生を卒業して社会人になったのを機に、映画館ってあまり行かなくなってしまったけれど、大きなスクリーンで観た映画って、記憶と思い出に残りますよね。
うちは田舎だったので、子どもの頃の映画館の思い出といえば、ちょっとお高いポッキーとポテトチップス(うすしお)。
飲み物は自販機だったし、それぐらいしか置いてなかったけれど、なんだか特別なんですよね。
どうしても!大山のぶ代さんが声のドラえもんのイメージ
やっぱり大山さんが強く、馴染みのあるものなのですが、最近は子どもたちと、水田わさびさん声優のテレビアニメも映画も楽しんで見ています(我が家ではU-NEXT、Netflixサマサマです。便利な時代になりましたね〜。)
それでもやはり詳しいのは、25作品目となる2004年『のび太のワンニャン時空伝』が最後。
中でも1番好きなのが、1994年『のび太と夢幻三剣士』
夢の中ではカッコ良く活躍できるのに、現実では散々・・。
「せめて夢の中だけでも!」と嘆くのび太に、ドラえもんの出してくれた道具は「気ままに夢見る機」。
不思議な老人との出会いと、カセット「夢幻三剣士」。
のび太扮するノビタ二ヤンは、妖霊軍団と対峙し、仲間たちとともにユミルメ国を救えるのか?という冒険物語。
ドラえもんの映画シリーズ、意外とストーリーとキャラ設定が怖い時ありますよね。
「オーホッホッホ」の鳴き声のトリホーは不気味だし、妖霊大帝オドロームの圧倒的なビジュアルと強さが・・。
夢の世界と現実世界がごっちゃになる、なんていうのも子ども心に恐ろしさを感じながら見た記憶があります。
ラストシーンでは、しずかちゃんと歩く、いつもの学校までの道のりが険しい?!という奇妙さが残るもので、本当に、無事に現実世界に帰ってこれたのかな?と、考えさせられるもの。
最近子どもたちと一緒に見直しましたが、大人になった今でも見応えのある作品です。
一度は生き返ることができるけど、次はない。
『ドラえもん』を彩る武田鉄矢の歌がイイ!
逃げ出したくもなるところですが、ここで流れる武田鉄矢さんの「夢の人」がとにかくかっこいい。
”夢みる力がおまえにあるかぎり 出来ないことはこの世にない”
素敵。
武田鉄矢さんといえば、ドラえもん映画で挿入歌や主題歌を歌われていることが多く、どの映画にも思い入れがあるのですが、7歳年下の私の夫は、彼が歌手だということを知りませんでした(!)。
ちなみに、武田鉄矢さん担当の主題歌だけでいうと、1985年『のび太の宇宙小戦争』のエンディング曲「少年期」が1番好きです。
”悲しい時には町のはずれで 電信柱の明かり見てた”
”ああ僕はいつごろ大人になるんだろう”
作中では、スポットライトを浴びたキャラクターがギターを弾きながら静かに歌うのですが、これがなんともなく切なくて、それでもうっとりするような、胸が締め付けられるような想いになります。
まとめ
脱線しましたが、今でも心に残るアニメは、その主題歌や挿入歌のインパクトに大きく左右されているかなとも思います。
思い出されるのは、テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング曲、高橋洋子さん「残酷な天使のテーゼ」や、登場する軽音部のメンバーたちが歌い、演奏しているとする主題歌や劇中歌が、ほぼオリコン週間チャートのトップにランクインしたという『けいおん!』。
紫の機体に、鮮やかなグリーンのエヴァ初号機が街を疾走するシーンは相変わらず鳥肌ものだし、桜高軽音部「ふわふわ時間」、今でも歌えるほど可愛くて大好きです。
今でいうと、『鬼滅の刃』LiSAさんでしょうか。
小二の娘と一緒に、年少さんの息子もよく口ずさんでいるので、彼女たちの心に残るアニメとして記憶されていくのでしょう。
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