「ヘアスプレー」は面白いけれどテーマがとても深い映画です。
観ることを決めたきっかけは、もともとハイスクール・ミュージカルにハマったから。
その直後にこの映画を見つけました。
「ハイスクール・ミュージカル」にも出演していたザック・エフロンがこの映画にも出ています。
しかも、ヘアスプレーもミュージカル映画です。
もともとミュージカル映画が好きな私は内容も知らずに観ることにしました。
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最初は「観て失敗??」と思ったけれど・・・
ん?時代が古い?
それが最初の印象でした。
その次は、主人公のトレイシーです。
お世辞でも映画のヒロインタイプじゃありません。
体型はぽっちゃり。
服装もダサめ。
悪役のアンバーのルックスの方が主役向きでした。
一体、どんな物語なんだろう?と思いながら。
この映画のテーマは?
時代が少し古いのにも納得です。
この映画のテーマは人種差別でした。
テーマだけを耳にすると観る気が失せる人もいるでしょうが、この映画の素晴らしいのは上手に笑いを入れて明るく差別撤回を描いているところ。
あぁ、だからトレイシーが主役なのだ。と、納得しました。
白人で金髪なのが人気者の証拠、といった流れを止めるのがもうひとつのテーマだったのだと思います。
ぶっ飛んだキャスティングに注目!
それにしてもキャスティングがぶっ飛んでいます。
トレイシーの母親役はジョン・トラボルタ
それはトレイシーの母親です。
正直、最初は分かりませんでした。
ただ、「何か不自然?」という漠然とした雰囲気でした。
トレイシーの母親もビッグな母親。
それでも何かがおかしい。
どこかで見たことがある。
そう、まさかのダンディー俳優ジョン・トラボルタだったのです。
これがまた驚くほどに可愛いのです。
驚くほどに歌って踊れる
ヒールを履いていても華麗なステップ。
最高でした。
男と分かっていても可愛く見えるのが不思議です。
特に「ヘイママ、ヘイママ60」の曲でドレスに着替えて踊る姿は何度観ても飽きません。
「ヘアスプレー」あらすじ
そんなゴタゴタしたキャスティングですが内容はしっかりしています。
明るくダンスの好きなトレイシーは黒人のシービィードと知り合い友達となります。
そんな中、そもそも疑問に思っていた人種差別にさらに興味を持ち撤廃に立ち上がります。
自分も体型の事でバカにされる日々。
それを跳ね除けるのです。
トレイシー、人気番組に出演
トレイシーは持ち前の明るさとダンスの才能で人気番組に出演するという夢を叶えます。
この番組は白人たちだけの番組。
そして、週に1度の「ブラックデー」そう、黒人たちの番組です。
その中ででも当たり前のように差別発言が組み込まれています。
髪の毛のこと、肌の色のこと。
これはもちろん物語なのですが昔は実際にそうだったのだろうな。と、思うシーンがたくさんあります。
一緒に踊ることも許されず、一緒の会場にいる場合さ白人と黒人の間にはロープ。
学校内もフェンスで仕切られている。住む場所も違う。
いろんな意味で勉強になりました。
ブラックこそビューティフル
シービィードが「差別をするけれど黒がリッチな色」と、シービィードの母親が「ブラックこそビューティフル」と歌います。
軽快なメロディー、抜群の歌唱力とダンスでサラッと差別に対抗します。
そういった表現がとても上手な作品だと思いました。
セリフとして言ってしまうと暗く、真面目になってしまいます。
しかし、こうやって曲にすると耳に入ってきやすいです。
差別をなくす大作戦を強行
トレイシーは2人に刺激され、この差別を無くすために自分が出演する番組を利用して大作戦を決行します。
ミスを選ぶ生放送に乗り込むトレイシーとシービィードたち。
もちろん、会場にいるミス候補は白人のみです。
トレイシーは得意の歌で思いを表します。
そして、最初は周りの目を気にしてしまって逃げていたリンクも目覚めます。
リンクは、テレビで黒人であるアイネスと手を取り踊りだします。
これは、すごく大きな出来事なのだと思いました。
そこで、まさかまさかの優勝するのアイネスでした。
これでハッピーエンドだと思いきや、やっぱりジョントラボルタが魅せてくれます。
またまた歌って踊ります。
「どうしましょう」と、しおらしく言いながらも踊る姿。
不正をしたアンバーの母親に見せつけるように挑発する顔は間違いなくジョントラボルタでした。
本当、いいキャラでした。
みんなで歌って踊って
いつのまにか白人と黒人関係なく一緒に踊る。
この番組の司会者コーニーの「これが未来だ」がとても印象的でした。
今でこそ当たり前の光景。
しかし、少し前では絶対にあり得なかったことなのだと思うと驚きが隠せません。
差別という難しいテーマを明るく、分かりやすく描いている
今でも色々な差別があるのが現実です。
なかなか難しいテーマを明るく楽しく表しているこの映画はぜひ子供にも観せたいと思いました。
最初は、あまり面白くないかな。と思っていたのですが大間違いでした。
実際に、何回も観なおした映画です。
それにしても、私にとって本当の主人公はジョントラボルタです。
ジョン・トラボルタのこれまでのイメージを覆した
普通に考えて母親役に男性を選ぶなんて絶対にあり得ないのにあえてそうしたキャスティングには感心しました。
しかも、何故か本物の女性に見えてくるのだから不思議です。
これまで私が観てきたジョントラボルタはどちらかというと非情な悪役です。
恐ろしいイメージがあったのが一気にぶっ飛びました。
これまでの出演作品の中でも1番好きなキャラクターです。
声もまるで女性のような声で違和感がないのが驚きでした。
私の中では主役はジョントラボルタでした。
最初はザックエフロンが目当てだったのですが貫禄のあるジョントラボルタに取られてしまいました。
ヘアスプレーTwitter口コミ
ヘアスプレー見てる、死ぬほど見てきた映画のひとつだな。100%元気になれる、役者・音楽・色彩・全てにパワーが満ちてる。作り手演じ手から世界をより良くしたいって気持ちが溢れてる
— オガワ🎄 (@ogw_ap) December 24, 2020
元々ミュージカル系苦手な方だったのに映画版ヘアスプレーなんでこんなに好きなんだろ100万回観てるわこの映画
— ごゑもん (@harapeko27goe) December 24, 2020
ヘアスプレー、最近見た映画の中で一番好きかも。家で映画見ると途中で飽きちゃうことあるけどこれは一気に見れた。
人種差別がテーマだけど歌とダンスで終始明るい雰囲気だし、女の子たちの60年代ファッションと髪型もみんなかわいい…!
そしてヒロインのお母さん役がまさかのジョン・トラボルタ😂
— なおみ❄️おうちで働くフリーランス (@naomi0236) December 23, 2020
映画「ヘアスプレー」視聴。これは公開当時劇場まで観に行った好きな作品。当時も今も、60'sファッションがとても好きなんですね。でも改めて見たらただオシャレでハッピーなだけじゃない、すごい映画だった。60年代と今日、人類どれくらい前に進めてるんだろう。
— ミ (@MACKEY_F) December 23, 2020
『ヘアスプレー』
ミュージカル映画で
元気もらえて良きだった☺️ pic.twitter.com/E2cDcy9zPH— がんたく (@gantaku0x) December 22, 2020
ヘアスプレーは自己肯定感
上がる映画のひとつ、
人種差別の問題も考えさせられるけど
こーゆうアメリカのカルチャーは好き pic.twitter.com/XP0Lsc5lbe— ゆ。 (@yuukkiinnoo) December 21, 2020
久しぶりにヘアスプレーみたけど相変わらず良い話やったな((* ॑꒳ ॑* ))
ストーリーもミュージカル映画やから楽しいし歌はノリノリになって元気でる😆
なによりどんな自分でもありのままが1番ってのが最高に好きや٩(*´꒳`*)۶
音楽ダウンロードしよ♬︎♡— Luz (@LuzC6b3cVnm) December 20, 2020
【まとめ】何度観ても飽きないハッピーオーラ満載の映画
映画好きな私の中でも間違いなくトップ10に入ります。
重たく、難しいテーマをここまで楽しくしてるれる映画は他にはなかなかないですね。
「他人の目を気にしない」言葉で言うのは簡単なのだけど実際行動に移すのは難しいのが現実です。
でも、この映画は、自分の信じた道をひたすら走る姿が気持ちよく描かれていました。
前向きでハッピーな気分になりたいならオススメ^^
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本ページの情報は2020年12月時点のものです。
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