2018年アメリカで公開されました。
観ているだけで元気がもらえるようなストーリーです^^
あらすじ
ぽっちゃり体型で自信なさげなレネー
エイミー・シューマー演じるレネー。
彼女は、ぽっちゃりした見た目に自信がない女性です。
[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]高級コスメ会社リリー・ルクレアで働いているけれども、[move]華の本社ではなく、オンライン部門[/move]。[/moveline]
そのためビルの地下室で少しさえない同僚と仕事をしていました。
自分も何か変わりたい|なぜかスリムボディの美人に変身
そんな思いからレネーはジムに通うことを決意しました。
ところがトレーニング中にマシーンから落ち、頭を強く打って気絶してしまいます。
そして意識を取り戻して鏡を見たらびっくり。
なんとスリムボディの美人になっていたのです・・・が、実はレネーの勘違い。
日本人は控えめな国民性からか、一般的に自信がない人が多いですよね。
男女問わず、自信が持てない、コンプレックスを抱えている人にオススメしたい映画です。
ここが見どころ①レネーの行動の変化がすごい
これまでレネーは自分の容姿のせいで欲しい洋服も買えず、人の目も気にしがちで惨めな思いをしてきました。
ところが、頭を打った後は180度世界が変わります。
特に変化が大きいと感じたところを3つご紹介します。
1、恋愛に前向きになれた!
レネーは恋愛に対してとても前向きになります。
まずクリーニング屋で偶然出会った男性が自分に気があると思い込み、自ら声をかけて携帯の番号をゲットします。
もちろんその男性はレネーに気があるわけでもなく、ただ言われたから番号を交換しただけです。
でも、一緒に食事をしたり、遊園地に遊びに行くうちにレネーのポジティブで自信に満ち溢れている姿にどんどん惹かれていきます。
見た目なんて本当に関係がないことも分かりますよね。
2、服で自分らしさを出せるようになった!
美人になったと思い込んだレネーは身だしなみに気を使うようになります。
何でも似合うので、服もどんどん鮮やかに、着たい服を身に着けるように。
このレネーの変化は、「自分が似合うと思ったら似合う」というメッセージをくれているようです。
仕事に対して積極的になった!
これまではオンライン部門で愚痴を言いながら働き、自分には本社の仕事なんて無理だと決めつけていたレネー。
しかし美人になったと思い込んだレネーは本社で働きたくて受付に立候補します。
そしてリリー・ルクレア社のCEOエイヴリーに気に入られ、念願の本社勤務の夢が叶います。
その後受付だけの枠にとどまらず、積極的に自分をアピールし、ついにはエイヴリーから信頼され、今度売り出す新商品のアドバイスを求められるまでになります。
これらのレネーの行動から、気持ち次第で世界が180度変わることが分かるでしょう。
本当は、自分の姿は全く変わってないのです!
ここが見どころ②一方で過度な自信にはご用心?
レネーにはヴィヴィアンとジェーンという2人の親友がいます。
彼女たちはそれぞれコンプレックスを抱いており、互いによき理解者でした。
しかし美人になったと思い込んだレネーは、調子にのって2人に度が過ぎた恋のアドバイスを送ってしまい、その後一時疎遠になってしまします。
自信をはき違えてはいけないということも教えてくれています。このように美しさに狂ってしまったレネーは、いい反面教師になります。
ここが見どころ③魔法からさめた後のレネーのスピーチ
大きな仕事を任されたレネーは、大事なプレゼンの前に頭を強く打ち、気絶してしまいます。
すると目覚めたとき、元の自分の姿に戻っていた(ように見えた)のでした。
途端に自信なさげなレネーに逆戻りしてしまいます。
実は全て同じなのに、大好きな仕事も放棄し、恋人にも自ら別れを告げます。
このようなレネーの様子を見ていると、やはり人は見た目がすべてなんだなと思ってしまいます。
しかしレネーは、ひょんなことから容姿が変わったのは思い込みであったことに気が付きます。
[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]そして[move]「考え方次第で自分の世界は変わる」ことを伝えてくれるのですが、そのスピーチが圧巻[/move]なのです。[/moveline]
ここがよかった①気楽に見れるコメディタッチのストーリー、それを支える個性豊かな女優たち
この映画はコメディタッチで話が進みます。
そのため、途中でシリアスな雰囲気があっても重くなりすぎず最後まで楽しめます。
また、レネーを演じるエイミー・シューマーはアメリカで人気のコメディ女優。
レネーの気持ちの変化を表情や仕草で見事に表現しています。
特に自分に自信がついた後のレネーは最高です。
本社の受付に志願した際、モデルでもいいわと言ってしまうほどですから!
そして、堂々と振るまうエイミーは本当に美しいです。
また、ミシェル・ウィリアムズが演じるエイヴリーは声が高くてバカっぽいというコンプレックが。
それを声色を変えて、それを的確に演じています。
ここがよかった②容姿だけが悩みじゃない!全てのコンプレックスを持つ人々が共感できる
主人公のレネーは容姿にコンプレックスを抱いていますが、友人のヴィヴィアンはポッチャリ体型が、ジェーンは地味な見た目がコンプレックスです。
また、前述したリリー・ルクレア社のCEOエイヴリーは、誰もがうらやましがる美貌と職業でありながら声がコンプレックス。
この映画は女性目線で描かれているので、女性が共感しやすいですが、男性がみてもきっと勇気をもらえるはずです。
まとめ
『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』はコンプレックスをもつ全ての人におすすめできる映画です。
レネーの行動を見ると、前向きな気持ちがいかに自分にプラスに働くかということを教えてくれます。
ただ、レネーはかなり自然体で振る舞っており、少々過激なシーンもあるのでご注意を。
前向きな気持ちになりたい、誰かに勇気をもらいたい人はぜひみられてみてはいかがでしょうか。
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