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大草原の小さな家

「大草原の小さな家」はわたしがこどもの頃、毎週土曜日の夕方に放送されていました。

当時は録画できなかったので、この放送が始まるまでに宿題や入浴などを済ませて、家族みんなでテレビの前に集まって見ていました。

家族みんながこのドラマに時間を合わせて行動していました。

エマ
それが何と今なら自分のスケジュールをドラマに合わせる必要がなくなったのです!

なんと便利な世の中になったのでしょう^ – ^

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目次

「大草原の小さな家」はいつもわたしの心の中にある

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開拓時代のアメリカでのある一家の物語の話です。

ローラたち一家は、仕事を求めて広大なアメリカで住む場所を転々とします。

オープニングの曲で幼いローラが草原をぴょんぴょん走っている姿は今でもありありと思い浮かびますし、曲は今でも鼻歌で歌えるくらい親しみのあるドラマです。

アメリカの西部開拓時代の風景も素晴らしく、ウォルナットグローブの町並みや風景は私の原風景となっています。

どこの家もいかにも日曜大工っぽい木のお家ですが、こういうお家に憧れたものです。
今でもログハウスを見ると「大草原の小さな家」っぽいと感じます。

「大草原の小さな家」はローラが中心【インガルス家】

 

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ただいつもローラが主人公というわけではなく、メアリーだったり、養子の子だったり、家族全体がフォーカスされたりします。

個性豊かな三姉妹

ローラはインガルス家の次女で少しお転婆なそばかすのある少女。

行動力があり、危なっかしいところもありますが、わたし自身が似たような性格だったためまるで自分自身がローラになりきって見ていました☆

姉のメアリーは美人で優しい優等生タイプ

でもたまにローラと協力してびっくりするようなこともやってくれていました。

真面目なだけで何もできないお姉さんとは違います。
こういう女性になりたいなと憧れるお姉さんです。

妹のキャリーはまだ本当に小さくてかわいい女の子。
何をやっても「かわいい!」と許される妹ちゃんです。

【絵に描いたような素晴らしい夫婦】三姉妹のお父さんチャールズとお母さんのキャロライン

農夫でもあり大工でもある父、チャールズ。
優しくて働き者で心が正しく、時々ヴァイオリンを弾いてくれたりします。

ヴァイオリンの美しい響きで家族を楽しませてくれるのですが、とてもロマンティックです。
音楽で家族を癒してくれる素敵なお父さんですね( ´ ▽ ` )

何も高価なものを与えなくても、家族に音楽をプレゼント。
これも本当に羨ましい光景でした。

母のキャロラインも優しくて家族を愛しています。

料理が上手で、ウサギのシチューなんてわたしは食べたことがありませんが、このお母さんの作ったシチューなら今すぐでも食べたいです。

チャールズとキャロラインは大変夫婦仲が良くてお互い信頼し合っており、理想の夫婦、理想の両親です^ – ^

ローラの家は決して裕福な家庭ではありませんが、こんな家族が理想だと幼いながら感じて見ていました!!

インガルス家には愛があふれていた


ことにお父さんが家族に対する愛は絶大なもので、いつも憧れてましたー!

家族のために何でも出来て、体をはって危険なことにもひるまず、弱いものを守ろうとするお父さん。

家族が悩んでいる時にはいつも手をさしのべ、自分のことより家族のことを優先。

そして、困っている時には友人や地域の方にも手を差し伸べるお父さんとお母さんです。
お金がなくても出来ることを何でもやってのける夫婦でした。

お母さんは貧しくても、倹約し、節約し家族のために何でもするです。

この大草原の小さな家のドラマの中で、自分たちの子供以外にも預かってしまいます。

親を失って行き場のない子どもたちと偶然にもいろいろなエピソードを通して出会うのですが、お父さんは児童養護施設に行くことを嫌がる子供の心によりそい「うちにこないか?」と声をかけるのです。

自分の家族を養うだけでいっぱいいっぱいなのに、「おじさんのところにこないか?」と誘うのです。

今の世の中、こんなにも温かい心の持ち主は貴重ですよね!!

【オルソン家】ウォルナットグローブで一番裕福な家庭

奥さんと娘が高慢ちきでインガルス一家とは対照的でした。
ただ、不思議なのがオルソン商店のご主人は良い方なんですよね。

いつもインガルス家の味方で優しい旦那さんなんです。

わたしはいつも、どうしてこのご主人はこの奥さんと結婚したのだろうと思っていました。
夫婦の性格は水と油、月とすっぽんのように違うのです。

でに、そこの娘ネリーはいつもホントにイジワル(><)
恵まれてる子のはずなのになんでこうなるんだろうと不思議でした。

ネリーの弟ウィリーは金魚のフンみたいな存在ですが。

たまにローラから逆襲されて泣いて帰るネリーを見るとスカッとしたりしていました。

わたしが学校で嫌なことがあっても、このドラマを見ると1週間の心の憂さがすっきりと洗い流されるようでした☆

印象的なエピソードがたくさん!

インガルス家に待望の男の子が生まれたが…

両親は大喜びしますがローラは少し妬んでいて、そんな中その小さな弟が病気で死んでしまいます。

ローラは自分が弟なんて死ねばいいと願ってしまったからだと感じて家出します。
ローラは高い山に登り、神様に自分の命を差し出す代わりに弟を返してほしいとお願いします。

この時チャールズが必死にローラを探す姿を見て、親はこんな気持ちなんだなと感じました。

インディアンへの差別に強い異議を唱えるお父さん

当時、アメリカはまだまだインディアンがものすごい差別を受けていた時代。
インディアンが出てきて虐殺されつつあるシーンがよく出てきました(><)

ローラのお父さんは差別をして暴力を加えようとしている白人たちに、「インディアンも我々と同じ人間だ!殺すべきではない」ということを再三にわたり言ってのけるお父さんで、「なんて強いのだろう」と子供心に思いました。

そして「自分だったらそんなことを言えるだろうか、」と夜な夜な子供心に考えたこともありました(u_u)

なぜなら、ローラ一家は白人だからです。

エマ
白人であれば白人のほうにつくのが普通ですよね。
でもそうではなく、何が間違っていて何を選択するべきなのか把握しているのです。

人に正しいことを言うことほど勇気が要ることはないですよね…。

波乱万丈な人生

やがてみんな成長して、メアリーが失明して盲学校へ通うようになったり、そして先生になり、盲学校の人と結婚したり…人生いろいろあるなあと考えさせられたものです。

そしてメアリーの旦那様は目が見えるようになるんです。
この時のメアリーの葛藤もよくわかります。

メアリーが光を感じるようになって、目が見えるようになるのかもしれないと思っていたのに、それは光の温かさを感じるが故の錯覚だったり…ここで奇跡が起こると思ったのに、現実はそうではありませんでした。

ローラはやがて先生になり、結婚します。
あのイジワルなネリーが恋をして何だかいい人になって結婚します。
この結婚劇にもいろいろありました。

[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]このドラマは[move]楽しいことばかりでほのぼのとしたホームドラマではない[/move]です。[/moveline]

だからこそ真実味があるというか、生きて行くには苦労や悲しみも多いけれど、たまに心が震えるようなドラマチックな奇跡があったり、人の優しさが身に染みたりすることがある…。

「大草原の小さな家」Twitterの感想

「大草原の小さな家」の最終回はちょっと衝撃的過ぎ!

…寂しかったです。

「長い間ずっと馴れ親しんだウォルナットグローブが!」と悲しくなってしまいました。

それでも今でもインガルス家の様々な出来事が私の胸の奥に大切にしまわれています。
一生忘れることはない大切なドラマです。

そんな衝撃の最終回は、あなたの目で確かめてみてください。

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