『MARS RED(マーズレッド)』2話感想

MARS RED』は舞台朗読劇から派生したアニメということですが、わたしは本作に関する事前知識は一切なく、この先の展開もキャラクター詳細もわかりません。

アニメ視聴のみの感想を述べたいと思います。

『MARS RED』(マーズレッド)』2話感想

2話でゼロ機関とヴァンパイアの立ち位置が明らかに

ようやく1話でいまいち立ち位置のわからなかった第十六特務実行部隊(通称:ゼロ機関)とヴァンパイアの説明が入り安心しました。

雰囲気は1話から好きだなと思っていたのですが、前述の通り事前知識がないままですと、1話は主要人物のさっとした顔見せのように感じます。

作品の空気感、時代背景などを把握したのち、今回の2話でヴァンパイアの能力、この時代における立ち位置などがわかります。

同時に特務機関に所属しないヴァンパイアを匿う何者かを前田義信らゼロ機関が追う、という物語が徐々に進行し始めました。

OP直後から描かれ、今話で度々挟まれる前田が第1話で亡くなった許嫁月島岬を偲ぶような態度に心がぐっと掴まれます。

無口かつ表情の険しいキャラクターのため、彼が“ヴァンパイアになった後にしか会うことができなかった許嫁”にどういう思いを抱き、何を思って悼んでいるのかは想像することしかできません。

それ故に前田の些細な表情や挙動についつい注視してしまいます。

ただ、OPやEDのキャスト順を見るに、主人公はもしかしたら今回から登場する栗栖秀太郎なのかもしれません。

第1話で登場する新聞記者の少女白瀬葵の幼馴染として登場した彼ですが、気弱な性格に対し、そのヴァンパイアとしての実力が非常に高いというギャップは好感が持てます。

誰よりも人間離れした能力を持ちながら、他のゼロ機関の隊員より人間らしい思考を持つ彼に共感が得られそうです。

白瀬との再会ができるのか、再会してしまったら2人はどんな選択を取るのかも気になるところです。

前田、白瀬、栗栖の関係性がまた面白いところ

前話でヴァンパイアになってしまった許嫁が死んでしまった前田の前に現れた白瀬。

その幼馴染である栗栖もまたヴァンパイアになっており、前田の部下として働いていますが、白瀬はそれを知らず、栗栖は死んだものと思っています。

エマ

前田と白瀬は今後も接点がありそうですし、前田は白瀬と栗栖の関係に気付いたようですので、今後どう関わっていくのか楽しみです。

情報屋の天満屋が、店内が個人的にすごく好み♪

ガラス細工や夜に見たらゾッとしそうな怖い顔の置物やらが飾ってあります。

店で見せた山上徳一というやはり今話初出の粗野そうなヴァンパイアが、ピアノを弾けるという意外な一面を見せてくれ、この作品はギャプのある人物を上手く魅せるなぁと感心しました。

タケウチやスワなど見るからに癖の強そうな登場人物にも今後なにかしらのスポットライトが当たることを期待してしまいます。

『MARS RED』声優陣が非常に豪華!

特に美少年のデフロットに女性声優である沢城みゆきさんを当ててくださったのは非常に嬉しい限りです。

ハスキーな沢城さんの声で聞く、役柄ゆえにやたら仰々しい演技掛かった台詞まわしはドキドキしてしまいます( *´艸`)

見るからに怪しく、おそらく前田たちとは相容れぬ立ち位置になるのだろうと予想を立てながらも、その怪しげな魅力に惹かれずにはいられません。

他のキャラクターたちも声が合わないということはなく、本当に素晴らしいキャスティングをしてくださったな、という気持ちでいっぱいです。

ストーリーの進行は非常に遅く、まだわからないことが多い

じりじりと進む物語は、まだまだこれからが楽しみといったところです。

動き出したらどんどん加速しそうな雰囲気も感じますが、どう転んでいくかは今後の話を見なければわかりません。
時間足らずで不完全燃焼な終わりにだけはして欲しくありませんね。

演出、音楽は非常に素晴らしい!

少し古めかしいアニメーションですが、ヴァンパイが一瞬で移動する様や冴えない栗栖のヴァンパイアとしての実力が影で表現されるあたりはゾクっとするほどです。

橋の上で戦うというシチュエーションは定番でありながら、やはりロマンがありますね。

構図とカメラワークが◎

派手なアクションはそれほど多くなく、はぐれヴァンパイアの処分もあっさりとしたものでしたが、構図やカメラワークが魅力的です。

昼間橋の上でタバコを吸う前田が、ヴァンパイアに噛まれた部下にトドメを刺した後、同じ構図で夜の雨の中でタバコを吸います。

部下の火の差し出し方にも違いがあり、好感が持てますが、それ以上に同じ背中なのに全く違う感情を見せてくれる前田の背中が寄り添いたくなるほど素敵でした。

音楽の入り、外しも良い

作画自体はそれほどクオリティの高さを感じないのですが、音と演出で緊張感や感傷を非常に上手く引き出してくれます。

1話からそうでしたが、特に音を入れない場面が最高だと思っています。

日常において静かなことはあっても無音であることは殆どないので、あえて音を抜くことで非日常感や得体の知れなさを感じさせてくれます。

まとめ

総評としては、作画はそこそこですが、演出や音響が素晴らしく、また繰り返し見れば見るほど登場人物に対し感情が移り、セリフのひとつひとつに魅力を感じるようになる、今後に期待の作品という形になります。

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