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幻のエンディングは存在する?『千と千尋の神隠し』都市伝説

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通常のエンディング以外に別のエンディング、幻のエンディングがあるのでは…と噂になっています。

目次

『千と千尋の神隠し』の有名な都市伝説「幻のエンディング』

映画公開後、1週間だけ特別なエンディングが放映されていたという都市伝説です。

これは、映画公開直後に、インターネット電子掲示板2ちゃんねるで広められた話です。

2014年に地上波放送時に書き込まれたもので、興味深いスレッドがありました。

“多くの人はトンネルを抜け出し、髪留めがキラッと光り、車を走らせて終わり。だと思っててるでしょうが、本来はこの後には続きが存在します。ちなみに映画化、アフレコもされており、公開当時映画館でも一部実際流れていました”

このような、書き込みに多くの人があったのか、なかったのか惑わされています。

通常のエンディング

湯婆婆から「ブタに変えられた両親を当てろ」と言われ、見事正解した後、両親と共にあちらの世界から脱出する。

その後、千尋は自動車に乗って新しい引越し先へ。

幻のエンディング

通常のエンディングの続きがある!?

千尋が車の中で、髪留めが自分の物から銭場にもらったの物に変わってるのに気づき、驚いているということです。

しかし、どういう理由でなったのか覚えていないそうです。

そして引っ越し先に向かう途中、丘から引っ越し業者が既に到着しているのが見え、「もう業者来ちゃってるじゃないのー」とお母さんがお父さんに怒っているようです。

更には、引っ越し業者に「遅れられると困りますよー」と注意されます。

最後は、千尋が新しい家の周辺を歩いてみると、短い橋のかかった小川を見つけます。

そして、その橋から川を覗いてみたときに何か思い出し、悟ったような状態に。

まるでハクがこの川の神さまにでもなったようにです。

「実際観たよ!」という人もちらほら

さらに「VHS(ビデオ)版で観たよ。」という書き込みもあったりします。

しかし、かんたんに映像配信できる今、多くの情報だけで、映像や画像が全く出てこないのはおかしいですよね。

これだけ鮮明なシーンの情報だけが出回り、実際証拠となる映像がYouTubeにも出ていません

またVHS版に別エンディングは収められていません。

やはり、都市伝説として広まったと考えて間違いない

証拠がないので幻のエンディングがあったとは言えません。

なぜ「幻のエンディング」の話が出てきたのでしょうか?

引っ越しのシーンは実際、絵コンテが描かれていた

しかしそれを映像として作られ、上映されたことは確認できないのです。

この絵コンテから2ちゃんねるで、話が作られて広がったのでしょう。

幻のエンディングが、実際の放映シーンに似ている

例えば、冒頭部分引っ越し先に向かう途中「引っ越しセンターのトラックがきちゃう」というシーン。

丘の上の街が映し出されるシーン。

小川のシーンも出ており、父親が「川をここに作ろうとしたんだね」と発言しており、千尋が一生懸命渡ろうとしているシーン。

湯屋にかかる赤い橋を覗き込むシーン。

これらのシーンが、頭の中で勝手に物語を作ってしまったのではないか、またいろいろな噂を聞いているうちに混乱して錯覚したのではないか、ということです。

実は、私もこんなシーンがあったと知ったとき、引っ越し屋さんの件なんかはあれ?観たことあるような気がすると思いました。

非常にイメージしやすいんですよね。

都市伝説が生まれるのは、作品が人気である証拠

また、このような都市伝説が出来て話題になるのは、それだけ多くの人が作品に関心を持っていると言っても過言ではありません。

まとめ

現実世界に戻ってきた千尋の髪留めがキラリと光ったことについて興味を持たれた方も多いですよね。

当時子どもだった私でさえ、何か意味がありそうだなと感じていました。

千尋が赤い門をじっと見つめていると、お母さんに呼ばれて振り返る瞬間、髪留めがキラっと光っていました。

千尋はあちらで起こったことは覚えてません。

また現実世界では、千尋の両親の様子からもそんなに時間が経ったように感じませんね。

ちょっとトンネルの中を見て戻ってきたような雰囲気です。

しかし、湯屋で会った人たちや出来事は事実なんだとさりげなく伝えているのです。

みんなの想いが詰まった大切なプレゼントのようなものです。

宮崎駿監督は

「あの世界は、全部夢だったというふうにしたくなかった。あれは本当にあったことだと示すために最後のシーンで、車に葉っぱが積もってたり、千尋は気づかないけれど銭場がくれた髪留めが髪に残っているというふうにしました。」

また、

「千尋はせっかく湯屋の従業員とも仲良くなり、もっと多くのカエル男やナメクジ女と知り合うこともできただろうに、それらを捨てて帰らなければならない点で切ない映画である。」

とも述べられています。

あちらの世界で友人を作り、成長した千尋への熱い想いが伝わってきますね。

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