わたしのオススメの映画は今でも変わらず、1992年に製作されたウーピー・ゴールドバーグ主演のアメリカ映画「天使にラブソングを」です。
「天使にラブソングを」あらすじ
デロリスは、マフィアのボスの愛人でしたが、ある日殺害現場を目撃したため、命が危うくなります。
警察に駆け込み、ボスの裁判の日までカトリックの修道院で匿ってもらうことになります。
尼さんになったデロリスですが、元々クラブで歌っている歌手。修道院の質素な暮らしに馴染めません。
デロリス、聖歌隊の指揮者になる
ですがある日、聖歌隊の指揮者として任されることになります。聖歌隊の歌声はとても酷く、聞いていられません。
デロリスはやはり歌手なので、歌うのも上手ですが教えるのも上手だったようで、みるみる聖歌隊のメンバーは歌が上達していき、聖歌隊メンバーもデロリスも満足そうです。
いつしかそこの協会は人気になり、ニュースで取り上げられてしまいました。
運悪くデロリスがテレビに写りこんでしまい、愛人だったボスがデロリスを発見してしまいます。
マフィアのボスがデロリスを探しに修道院まで駆けつけますが、デロリスも慌てて逃げようとします。
聖歌隊のメンバーも、デロリスがなぜこの修道院に来たのかを知り動揺しますが、「歌の指導や素晴らしさを伝えた彼女は立派な修道女だ」と、みんなでデロリスを逃がそうとします。
聖歌隊メンバーたちのおかげでデロリスも難を逃れ、マフィアのボスは警察に捕まり一件落着。
助けてくれたみんなに感謝をし、ローマ法王訪問の日も修道院で聖歌隊とともにコンサートを無事歌い上げ盛り上がるお話です。
聖歌隊メンバーの歌の魅力は?
この「天使にラブソングを」は、小さい頃に見た映画で、今でも大好きです。
年配な人が多いですが、どの聖歌隊メンバーも個性があって魅力的。
歌声にも特徴があったり、その特徴を生かした構成で、静かな聖歌を簡単なフリをつけてpopに歌っています。
この映画があったから、ゴスペルが流行ったと思うし、ゴスペルの魅力が伝わったんだと思います。
黒人白人関係なく一緒に楽しく歌って見ているだけでウキウキしてきます。
ウーピー・ゴールドバーグのあの目立つ髪型も見た目もどれも役に似合っていて、あんな人が身近にいてくれたら絶対に楽しいと思います。
聖歌隊メンバーの中でも、仲の良い内気で優しいメアリーと、ぽっちゃりでとっても陽気なキャシーとデロリスはとってもいいトリオで、この3人の様子を見ていても穏やかな気持ちになります。
しかも、この二人は実は歌が上手!!
キャシーは最初、高音で声が大きいので、一人悪目立ちしていましたが、デロリスが音量調節できるように指導したおかげで歌に高音のスパイスが入り絶妙。
メアリーは最初、声が小さくて歌声がまるで聞こえませんでしたが、メアリーが発声している時にデロリスがお腹を押し、腹筋を押されたことによって大きな声が出せるようになりました。
大きい声が出せるようになっただけでなく、歌がめちゃめちゃ上手!!
聖歌隊のコンサートの時には、メアリーのソロパートがたくさんあるのですが、生き生きと歌っていて聴き惚れます。
あの内気なメアリーがこんな上手だったの!?と度肝を抜いた人は多かったんじゃないでしょうか。
今でも、聖歌隊の歌を聞きたくります。
人気があったので「天使にラブソングを2」の映画がでました。
私としては、やはり最初のが一番好きですが、天使にラブソングを2も楽しく上手な歌が聞けます。
ですが、今回は聖歌隊メンバーの歌ではありません。
2では、1での人気からラスベガスで成功し忙しく毎日を過ごしているデロリスの元へ、社会奉仕している学校の子供達に手を焼いているので助けてほしいと修道女たちが助けを求めてやってくるところから始まります。
デロリスは、助けてもらった恩もあり断れず音楽の先生としてシスターとして潜入します。
音楽のチカラで子どもたちを救う
再び歌の素晴らしさを教え、荒れた子供達を救ってほしいようです。
想像よりも酷い状況で、さすがのデロリスも手を焼きます。
ですが、この高校が今学期いっぱいで閉鎖されることを知り、生徒たちも本気で考えるようになり、状況を打破するために、みんなで聖歌隊をつくりコンサートで優勝を目指します。
クラスのリーダー的存在の女子高生リタは、有名な歌手のローリン・ヒルが演じています。
リタは歌手の夢を家族に反対されていて、聖歌隊も否定。
けれどもデロリスにどんどん心を開いていき、聖歌隊にも参入。
聖歌隊のコンサートでは、上手の高校が多く、みんな圧倒されてしまいますが、自分たちらしく歌おうと考えたデロリスは、聖歌隊の服を脱がせ、私服でのびのびと生徒に歌わせます。
リタの上手な歌の他に同じ黒人の男子生徒ウェスリーが高音で歌が上手!!
オーハッピーディが耳に残る残る。
1とは違った良さがあります。
最終優勝に輝き、学校閉鎖も回避できハッピーエンドに。
デロリスの正体が暴かれそうでしたが、生徒たちはシスターではないとみんな薄々気づいていたようでした。
やっぱり、ウーピー・ゴールドバーグは良い!!
こんな先生いたら音楽も絶対楽しくなるはずです。
夢を追いかけたいけど、反対されるリタ。
歌の上手さを親に認めてもらって賛成してくれてよかったなーと思います。
でも、もし自分の子が歌手になる!と言ったら・・・手放しに賛成できるかなーなんて、親になった今、考えてしまいますが、夢を持つのは大事ですよね。
努力する人は応援したい!
ただ、夢を語っているだけの人は…。
まずは、子供と一緒にこの映画を見て、子供が何を思うのかを聞いてみたいです。
とりあえず、歌を口ずさみそう。
まとめ
この映画を見て、仲間の大事さ、みんなで何かをやる楽しさ、思いやり、夢をもって努力する力、自分の好きなことの発見などなどを感じ取ってほしいです。
ユーチューブでも、歌はたくさん出回っているので、ファンはたくさんいるんじゃないかなーと思いますが、まだ、聞かせていないので、もう少し大きく小学生・中学生ぐらいになった時に、きちんと映画を丸々見せてみようかなと思います。
「天使にラブソングを」は、子供にも是非見せたい名作なのではないでしょうか。
comment