「ウルフ・オブ・ウォールストリート」感想【ネタバレ注意!】

ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)は株式ブローカーとして投資銀行LFロスチャイルドに入社。

入社初日のランチでのこと、上司が彼に言います。
「客に株で儲けさせたら、そのお金を現金にさせずに株に再投資させろ」と。

[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]どういうことかというと、[move]株式ブローカーは客から手数料を払ってもらうことで儲かる仕組み[/move]なのです。[/moveline]

知っていましたか??
わたしは全く分からなかったです・・・

株式ブローカーにとっては、客が株で勝とうが負けようが株式投資を繰り返すことで手数料さえ入ってくれば問題ないわけですね。

目次

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」あらすじ

上司から、株式ブローカーが儲かる仕組みを教わったジョーダン。

ですが半年後に株価が大幅に下落するブラックマンデー事件が発生し、投資銀行LFロスチャイルドは潰れてしまいます。

職を失ったジョーダンの快進撃がスタート

ウルフ・オブ・ウォールストリートの色々なシーン

路頭に迷ってしまうジョーダンですが、ここから彼の大逆転劇が始まります。

上司から教わった、株式ブローカーが儲かる手数料ビジネスの仕組みを巧みに駆使して彼が目を付けたのは、市場では誰からも買われない店頭株(クズ株)。

しかし、その手数料はなんと50%。
通常の優良株であれば、手数料はわずか1パーセントです。

[moveline color=”#afeeee” sec=”5″ thick=”40″ away=”2″]その事実に気づいたジョーダンは、[move]手数料50%の誰も買おうとしない店頭株(クズ株)を、言葉巧みにセールスして大きな売り上げを達成[/move]します。[/moveline]

クズ株を販売する会社を設立

ジョーダンの演説

そして彼は独立後、この店頭株(クズ株)を売るビジネスを自ら行うために会社を立ち上げます。

しかし、会社は上手くいき巨額の金を手に入れたジョーダンですが「金・女・ドラッグ」におぼれていきます。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」感想

世の中に溢れている手数料ビジネス

この映画を見て、勉強になったことは世の中には多くの手数料ビジネスが存在しているということ。

株の売買

例えばわたしが株式投資をしようと思ってインターネット証券にて口座を開設するとします。

そして、いざ株式を売ったり買ったりしたら必ず支払うのが手数料ですね。

銀行

株式の売買以外でも、例えば銀行。

例えばゆうちょ銀行を使っている場合、セブンイレブンのセブン銀行からお金を引き出すと数百円の手数料が・・・。

フリマサイト

メルカリはどうでしょうか??

メルカリで1000円で出品した本が売れました。
するとどうでしょう?

メルカリの手数料は、なんと10%
つまり、1000円の本が売れると、その10%である100円が手数料としてメルカリに払われるのです。

このように、手数料が発生するシステムさえ構築してしまえば、ユーザーがメルカリで出品を繰り返すだけで延々と10%の手数料が手に入るわけですね。

考えた人は何とも天才!

世の中には、多くの手数料ビジネスが存在します。

普段、何気なく払っている手数料ですが、この手数料で儲けている人や会社がいると考えると少しだけ会社や経済の仕組みが理解できるようになるでしょう。

人格が伴っていなければ、いずれ落ち目になる

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もう1点学べたことは、たとえビジネスで金銭的に成功したとしても、しっかりとした人格が伴っていなければ社会的な成功は難しいということ。

ジョーダンは株式ブローカーとして大きな売り上げを達成し、その後自身で仲間を集めて会社を立ち上げてビジネス的には大きな成功を収めます。

しかし、彼にはしっかりとした人格が備わっていませんでした。

女とドラッグに溺れたジョーダン

海にお金を投げるジョーダン

莫大な収入を手に入れたジョーダンはそのお金を女とドラッグに費やします。

よく成功者が、苦労を共にした奥さんと別れて若くて美人な女性と再婚する「トロフィーワイフ」という言葉がありますが、彼もこの典型的なパターンに陥ってますね。

投資銀行に入社する前から彼には美容師をしている妻がいました。
ですが、だんだんと妻をないがしろにしていきます。

店頭株を売りまくり自身で会社を立ち上げてビジネスが成功していくと、自宅でど派手なパーティーを開催して、そこで若くて美人なファッションモデル兼下着デザイナーをしている女性と知り合います。

エマ
彼は結婚しているにかかわらず、その若くて美人な女性に近づき不倫を繰り返していました。
結局、妻に不倫がバレて離婚し、最終的には不倫相手と再婚します。

ジョーダンの人格的欠点は、女性関係以外にもまだあります。

ドラッグです。
彼は、自宅でも会社でも常にドラッグを使用するようになり、映画の終盤ではドラッグ中毒に陥っています。

ビジネスの才能はある、また金銭的にも成功しているが、人生を転落してしまう人が多くいるのが、やはりこの人格の欠如のせいでしょう。

よく、日本の芸能人や政治家、会社経営者が不倫やドラッグで逮捕されたり、大きなスキャンダルとなったりすることがあります。

これもやはり、人格的に優れていなかったことが原因では?

さて、ジョーダンは最終的にどうなると思いますか??

入社した投資銀行はブラックマンデー事件で倒産、店頭株(クズ株)の売買で成功、自身で会社を立ち上げ巨額の富を得てそのお金で不倫とドラッグの使用を繰り返す。

結論から言えば、彼は逮捕されます。

自身で立ち上げた会社で不正取引を行った結果、会社に乗りこんできたFBI捜査官によって逮捕され刑務所生活を送ることとなってしまいます。

投資している人なら、尚更楽しめる映画

成功と失敗、お金、女、ドラッグが中心となって描かれている映画ですが、株式投資をしている人が見れば楽しめると思います。

なぜなら、主人公のジョーダンは映画の中で終始株式投資を通じて成功していくからです。

一般の素人が、株式投資をはじめて彼のように数十億円の年収を稼ぐことは難しいでしょう。

でも、証券会社の手数料ビジネスを理解しつつ、株式投資の本質的な部分をこの映画を通じて学ぶことができます。

今、株式投資をしている人はこの映画を見てより一層のめり込んでいくかもしれないですし、株式投資に興味がある人はこの映画をきっかけに投資をスタートさせるかもしれません。

まとめ

やはり重要なことはもし金銭的に成功したとしてもしっかりとした人格が備わっていなければすぐに転落してしまうということです。

成功とはしっかりとした人格形成が備わってこそ達成できると、この映画で実感しました。

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