歌を題材にした作品だからこそ、オープニング、エンディングとも気合が入っているように感じます!
この作品の主題歌は登場キャラクターが実際に作中で歌唱するなど、作品とも直接リンクしているのが特徴です。
魅力がつまった楽曲なので、ぜひじっくり聞いてほしいですね。
Vivyオープニングテーマ
オープニングテーマ曲は八木海莉さんによる「Sing My Pleasure」です‼
歌手について
春泥棒うたいました pic.twitter.com/bSJ0cuQA5H
— 八木 海莉 (@kairiyagi_) March 7, 2021
歌唱を担当しているのは八木海莉さん。
なんとこの方2022年生まれの現在18歳なんです‼
こんなに若い方が歌われていたなんて驚きました…。
15歳の時に夢を追いかけるために単身上京してきたそうです。
そのため、八木海莉さんのリリース楽曲はこの曲が初めてです。
八木さんにとっても夢がかなった一曲となっていて、まさにエモいとしか言えません(笑)
その他の活動としては、2年ほど前からYouTubeでカバー動画をアップし注目を集めています。
こちらも視聴したのですが、弾き語り動画がメインでどの楽曲も彼女はまるで自分の曲のように歌い上げていました。
ヴィヴィが作中で歌っている他の曲の歌唱も担当していて、非常に表現力のある方です。
わたしはこの曲はてっきりヴィヴィの声優の方本人が歌唱されているのかと思っていました。
それほどキャラクターに合った声で、ヴィヴィの歌声にぴったり合っています。
透き通っていながらも芯のある歌声が魅力です。
Sing My Pleasureはどんな曲か?
この曲は作中でヴィヴィが歌っている曲でもあります。
そのため、ヴィヴィの思いにリンクした曲となっています。
アニメ放送時にこの疾走感ある歌いだしを聞くと、毎回ドキドキしてしまいます。
AメロBメロサビと徐々に盛り上がっていき、とても聞き入りやすい曲だと思います。
サビの裏返るような揺れる歌声が特徴的で、一度聞いただけで耳に残ります。
まさにコンサート映えする曲で、ヴィヴィがステージで披露するのにぴったりな曲です。
Sing My Pleasureの歌詞について
ヴィヴィの心情や、物語と対応していると思われる歌詞がいくつもあります。
歌いだしの歌詞には
「光を目指して生まれてきた」
とあります。
この「光」はAIにとっての使命のことなんじゃないかなー。
使命の達成を目標に生まれてきたAI、つまりヴィヴィ自身のことを指しているのでしょう。
「使命で目覚めた幸福から紡ぐいくつもの誇らしい記憶」
では、歌で人々を幸せにするという使命をもったヴィヴィが、少しづつ観客が増えていっている様子が連想できます。
徐々に大きなステージに立てるようになり、観客も増えていって、人に感動を与えるAIとなっていった過程がまさに「誇らしい記憶」なんじゃないかと思います。
他にもマツモトと歴史を変えていっていることにもあてはまりそうです。
「あなたのためにこの世界への感謝と宇宙いっぱいの花束を」
も物語に対応しているように感じます。
特に「宇宙いっぱい」がエステラたちとのサンライズ編を思い出させます。
ここで地球ではなくあえて「宇宙」という言葉を使っているのは偶然とは思えません。
「あなた」が誰を指しているのか明確にはわかりませんが、きっとヴィヴィに思い入れのある人物だと思います。
もしくは、特定の人物ではなく人類を指してるのかも。
歌で人々を幸せにするという使命のことをこの一節で表現しているんじゃないかなと思います。
Vivyエンディングテーマ
エンディングテーマですが、曲名は不明となっています。
歌詞のないピアノ曲で、ゆったりとしたどこか寂しさを感じるような曲です。
疾走感のあるOP曲とは対照的。
この静かさも作品に寄り添っているようですね。
作曲家について
神前暁(こうさきさとる)さんの作曲です。
OPの「Sing My Pleasure」の作曲を手掛けた方と同一人物。
この方、実は数々のアニメや映画の主題歌の作曲を担当してきた作曲家なんです。
有名な作品だと涼宮ハルヒの憂鬱のOP曲「superdriver」の作曲や、「恋愛サーキュレーション」の作曲を手掛けています。
他にもBEASTARSのED曲「Le zoo」や、終物語のOP曲「dreamy date drive」など数々のアニメソングの作曲・編曲を担当したすごい方なんです(#^^#)
サンライズ編特別エンディング曲
また、3、4話ではエステラ(六花)が歌唱した「Ensemble for Polaris」と言う曲がエンディングで流れました。
3、4話のサンライズ編のみで流れたこの曲は、物語ともぴったり対応しています。
しかも4話ではエステラに加え、エリザベス(乃藍)の歌声も追加されていました。
この演出には感動してしまいました。
さいごに
オープニング、エンディング曲以外にも「Ensemble for Polaris」をはじめとした劇中歌が何曲か存在します。
こちらもすごく魅力の詰まった曲なので気になる方は是非じっくり聞いてみてください( *´艸`)
歌を題材にしている作品だからこそ、一曲一曲にこめられた思いが強い気がします。
この作品に歌は欠かせない要素であり、ヴィヴィの成長が歌を通しても感じられます。
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