Twitter上では今期覇権だと評判の良い当アニメですが、わたしも毎週楽しみに視聴している作品です!
にしても4話時点で物語の3分の1が終了したことになります。
早い!
ということで、4話では3話からの宇宙ホテルサンライズ編が完結しました!
かなり感動的なシーンも多く見ごたえある1話となっています!
『Vivy』4話あらすじ
宇宙ホテルサンライズが地中に落とされるのを防ぐため、艦内に侵入しているヴィヴィとマツモト。
AI・エステラがサンライズを墜落させるというマツモトの事前情報であったが、ヴィヴィは実際の印象に疑問を持ち始める。
そんな時に推測より早急にサンライズのコントロールが何者かに奪われる。
モモカの妹であるユズカを助けるため、事情の特定をスタートするヴィヴィら。
事件の犯人は反AI組織トァクであった。
しかも、エステラの妹にあたる同型機のエリザベスによって墜落軌道に入ってしまった…。
『Vivi』4話感想
戦闘シーンについて
ヴィヴィは、対人戦闘用プログラムを始めは拒んでいました。
歌うことが自分の使命で、それに影響が及ぶことを懸念していたからです。
しかし、モモカの妹を守るため、自らインストールするようマツモトに申し出ました。
かつてモモカを救うことができなかった後悔の念は根強いということなんでしょう。
やっぱりこのAIに感情がないわけないだろ!と思いました。
それと、歌うことが使命のAIが対人戦闘プログラムに耐えられるボディを持っていることにびっくり!
「どこかしらのパーツにガタがきてもおかしくないのでは?」と思ったし、時間的な制約や負荷がかかって何かしらの障害が発生するかと。
しかしヴィヴィの身体には最後まで何事もなく、未来のAIの順応性高さが窺えます!
それにエリザベスにインストールされた戦闘用プログラムは、トァク用に調整されたものとのことなので、一瞬でインストールしたヴィヴィが匹敵するのはヤバいですね。
戦闘シーンでエリザベスが「電卓にしてやる」と言っていたのも印象的でした(笑)
AIに感情はあるのか?
仮に初期で感情がないとしても、AIは自動で学習、成長しますから、その過程で徐々に形成されていくものなのかなと。
にしても人間に負けないくらい表情豊かなのが印象的でした。
最初は拒否していた戦闘用プログラムを自らインストールしたヴィヴィの使命に対する意志に強さを感じました。
ヴィヴィにとって「人々を笑顔」にすることが最終目標で、「歌」というのは1つの手段でしかないとも考えられました。
与えられた手段に固執せずに、新たな手法を取り入れたヴィヴィ。
これは成長と言うのでしょう。
【神作画!】とても繊細
わたしのこの作品で好きなのは、圧倒的に作画が美しいところです!

目の描写が丁寧なだけで、ぐっと惹きこまれました。
他にもAIっぽい肌の質感ですとか、細かいところまで描きこまれているカットがいくつもあり、感銘を受けました。
本気出すときにメガネを外す演出もよかった!
AIにとっての“使命”
使命って生きる意義みたいなもので、それが明確なのって本当にワンダフル!
人間は誰しもが何かに打ち込んでないですよね。
わたしを含め、毎日をなんとなく過ごしている人は多いでしょう。
強い意志をもっているAIって人間よりも本来の人間らしさを持っているな、と。
“マズローの欲求5段階説”
これによると、人間の最終的な欲求は自己実現欲。
AIの持っている使命って、まさにこれにあたると思います。
やっぱり人間よりも人間らしいと感じてしまいますね。
「何のために生きているんだろう?」ってそう簡単に答えは見つからないですよね。



感情も表情も人間と変わらないAIが、現段階での人間との一番の大きな違いはここなんじゃないでしょうか。
最後にヴィヴィが「悔しいな」と呟いていましたね。
ここまでストレートに自身の思いを漏らすのには驚きました。
これは、自分と同じように「人々を笑顔にする」という使命を最後まで全うした姿を目の当たりにしたからなんでしょうね。
それに最後には心のこもった歌を先に歌われてしまったからこそ、「悔しい」という感情的な一言がでできたのだと思います。
この一言でかなり心揺さぶられて( *´艸`)
エステラ、まさにAIの鑑でした。
素敵なキャラクターです。
AIの発展とは?



そう言って自らを犠牲にしてでも、トァクがAIの発展を止めたいと思うのはなぜなんでしょうか?
でも未来ではAIによる人間大量虐殺が起こっているわけですから、この考えは自体は間違っていないハズなんですよね。
AIの過剰な発展を止めるために、AI排除思想を持つ人たちの施策を阻止する。
それって一見矛盾にも思えます…。
普通はAIによって宇宙船が墜落したら、AIの発展に問題提起されると思うのですが…。
未来ではなぜ更なる発展を遂げたのでしょうか?
この辺の経緯も詳細が判明するのが楽しみです。
『Vivy』4話Twitter口コミ
#Vivy 🌸4話観ました✨めっちゃ見応えがありました‼️緊迫感満載の今回❗絵のタッチを変える演出も綺麗さにも思わずため息💨AIの人に対する献身がとても健気で胸が詰まる💧そしてAI同士の想い合いはもはや人間との違いがわからない🌷最後まであっという間‼️密度の濃さが凄い⤴#アニメ好きと繋がりたい pic.twitter.com/Xx2Oh5XkOJ
— 桜舞我(おうまいが) (@pLehCgQoNT1Hd15) April 22, 2021
#Vivy -Fluorite Eye’s Song- 4話
圧巻の神回
エステラとエリザベスにとっての
“使命”(=歌で皆を幸せにする)
“心を込めること”(=人々を笑顔にする)
この2つが重なり合い、溶けていく…死んだ鳥、元気な鳥
そして月へと羽ばたく2羽の鳥「姉」であるヴィヴィの”心”にも大きな影響を与えただろう pic.twitter.com/OpQOnAf12S
— ちゃろ (@Charo__o21) April 21, 2021
#Vivy 4話
『最期まで 使命貫く 二重唱』
見応えある格闘、盛り上がる音楽、「悔しい」という端的に心情を表すワードセンスに感服👍
感動の最中、さらっと遠ざけられるマツモトの本体には笑った😆AIの方が心清らかに映るという皮肉。
またもAIに救われた男をどう回収するのだろうか🤔#ヴィヴィ pic.twitter.com/Alqu6oqhko— イタッチ@アニメ (@itacchi11) April 20, 2021
#Vivy 4話
AI達が人間に負けないくらい豊かな感情と表情を持ち合わせていることが印象的だった
自分は燃え尽きることが分かっていながら客のために使命を全うする姿はとても残酷
歌で皆を笑顔にする役目を完璧にこなされたヴィヴィが「悔しいな」と漏らす演出もすごく良かった pic.twitter.com/LehPXNzSlK
— そして趣味垢へ (@hanayo_dot_com) April 20, 2021
Vivy -Fluorite Eye’s Song- 4話
AIはこうしてデータを、人間で言えば想いを伝えるのです
エリザベスを倒頭突きしたのはデータを奪うためでしょうかこんな時は笑ってリラックスしてやれば大丈夫だって
最後の最後までエリザベスでいてくれて良かった。#ヴィヴィ pic.twitter.com/Wkcjm78eOw— そ○た (@wghQLihbdYpgehG) April 21, 2021
vivy4話
めっちゃ感動回でした!泣
人間のエゴで廃棄されたエリザベスを見ると、反発を起こしたAIの気持ちが分かっちゃう気がします…
最期に出会えた姉妹2人は、果たして報われたと言えるのでしょうか…?
そしてこの戦闘シーン、圧倒のワンカットでしたね!すごかった…
次回も楽しみ!#vivy pic.twitter.com/Gdjin0uKyr— ハル@アニメ垢 (@dorodoronoie) April 20, 2021
最後に
今回は目的達成したわけですが、ヴィヴィが歴史を変えようとする前から、正史との乖離が見られましたね。
これは良い兆候なのか、今後どのように影響していくのか楽しみです。
そのこともあって今後は更に予想できない事態が起こっていくと思います。
マツモトが予期せぬ出来事にどう対処していくのか必見ですね。
あとはマツモトが入っているクマの人形をあげてしまったので、次回以降どんな姿で登場するのか期待です(笑)
よくよく考えてみると、
- 機械的な口調だけど人間味溢れるヴィヴィ
- 人間的な口調だけど合理性を求めるマツモト
って正反対なんですよね。
だからこそ、この凸凹コンビの会話は面白いんだろうと思いました。
サンライズホテル編としてはすごく綺麗にまとまっていました。
人間模様を描きつつも、主軸からぶれない見ごたえのある作品です。
AIについて描いた作品はいくつもありますが、特に世界観が飲み込みやすいこともあって惹きこまれる作品です!
次回は5年後が描かれるようなので一層楽しみ!


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