オクサレサマになってしまった川の神さまから貰ったちっちゃなお団子についてです。
油屋に入ろうとする際、従業員のカエルたちに立ち入りを断られていました。
そんな中、ちゃんとお金も払って入店していました。
目次
千尋が初めて相手にしたお客さんがオクサレサマ
湯婆婆が、半ば強制的に相手をするように言われたのは千尋でした。
千尋が初めてお客さんの相手をするときです。
すごい臭いと汚れを纏ったオクサレサマを率先してキレイにしていましたね。
最後、オクサレサマの手が導く先にある自転車のハンドルを引っ張ると山のようなゴミが溢れてきました。
その時オクサレサマは名のある川の神さまであることが分かりましたよね。
川の神さまは、汚くなってしまった自分のことを一生懸命綺麗にしてくれた千尋に、お礼としてお団子を千尋に渡しました。
エマ
わたし、すでに欲にまみれていたのでしょうか。。
このお団子は、釜爺の「それは、苦団子か?」というセリフから苦団子だということが分かりました。
ちょっと緑ぽくて薬草で出来たお団子っぽいです。
釜爺から苦団子だということ以外に述べられません。
ボイラー室で薬草を扱っている釜爺ならば、よく見せたらどんな効果があるか分かりそうですね。
あえて効果を伝えないことで、視聴者それぞれがイメージできるようにしたのかも。

にがだんごはどのようにとき千尋を救った?
1、カオナシが暴走したとき
カオナシがいっぱい食べ物を食べ、金をばら撒いて寄ってきた従業員さえも体の中に。
食べれば食べるほど体が大きくなり大暴走。
カオナシはいつも「寂しい…寂しい…」や「千欲しい」と言ってました。
また、湯婆婆はカオナシを「欲に駆られた化け物」と言っていました。
その寂しさを満たしたいという気持ちが、どんどん食べてしまう結果になったのでしょうね。
千尋によって苦団子を口にした後、全てを吐き出していました。
その後カオナシは落ち着き、千尋の後にくっつき、一緒にいるようになります。

2、ハクが、龍となりボイラー室で暴れているときに千尋が口に押し込んでいた
するとハクは、銭婆から盗んだ契約印とちっちゃな黒い芋虫を吐き出しました。
契約印には、触った者は死んでしまう魔法がかかっていました。
また黒い芋虫は、湯婆婆がハクを自分の好きなように操るために使った魔法です。
吐き出した後のハクは、ぐったりしていましたが落ち着いたようででした。
吐き出した後は、2人とも苦しんでいたのが収まりました。
にがだんごにはどんな効果がある?
苦団子の効能について誰も述べていないので、本当のところは分かりませんが推測はできますよね。
まず、川の神さまは、沢山のゴミを体に溜め込んでおり、千尋により綺麗な川の神さまへと戻れました。
汚いものを出して綺麗になる、まさに浄化という作用です。
浄化の働きをもったものが「にがだんご」
川の神さまも千尋の純粋さを感じて苦団子渡したのではないでしょうか。
そして川の神さまは、今後起こり得ることを予測していたのかもしれませんね。
この苦団子が千尋に降り注ぐ困難を救う強力なアイテムであることは確かです。
千尋は何も際立った能力はない普通の女の子
また、平凡ながら特殊な力を手に入れた主人公として目立たせることができます。
しかし、苦団子は何回も使えるアイテムでないところやはり、欲についてのテーマに繋がりますね。
ちなみに、千尋は川の神さまの仕事を終えた夜、苦団子を興味深そうに眺めてちょっと食べていました。
相当苦かったうようで悶えて苦しみ、手足が痺れたようでした。
急いでお饅頭を食べていたのを見ると、どれだけ苦いのと怖くなってしまいます。
やはり何も悪いものを持っていない人が食べると、苦いだけの団子だと分かりますね。
千尋は苦団子を食べましたが、その後何か影響はあったのでしょうか。
カオナシ、ハクはすでに体を蝕まれていたので苦団子によって体に悪いものを吐き出していました。
千尋は、悪いものが苦団子食べたときになかっても効果は続くのかと考えました。
一つ千尋にとって効果があったことがあります。
それは、ハクが吐き出した銭婆の契約印を触ったときです。
この契約印にある魔法は、触ったものは死ぬという呪いでした。
よって、触った千尋に何かしら影響があってもおかしくないと思います。
これは千尋が苦団子をかじったことにより、良くないものを引き付けない効果があるのではないとも考えられます。
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